勝負というのは、善でも悪でもないのですが、最近は勝負をさせながら、順位をつけないようにしています。
学校の運動会では、勝負をさせながらも、順位をつけないので、かえってスッキリしないのです。
勝負に勝ったから優れている、という事ではなく、負けたから劣っている、という事ではないのです。
勝つ人もいれば、負ける人もいるのです。
人にはそれぞれ、勝負出来る分野があるので、運動が出来なくても、勉強が出来る人もいれば、勉強が出来なくても、運動が出来る人もいるのです。
ですので、それぞれの分野で、勝負にこだわる事も必要なのです。
学校では、決められた範囲での勝負しか出来ませんが、社会人になれば、あらゆる分野で勝負が出来るようになるのです。
それは、仕事でも、趣味でも、ボランティアでも勝負をする分野が無数にあるので、勝負にこだわって取り組む事も、必要なのです。
勝負にこだわって、人生を過ごしてみては?
人は勝負がないと真剣にはなれない
何も勝負する事がなく、全てに恵まれていたとしても、人生に面白味がないのです。
勝負がないという事は、何不自由なく、平和でいる事が出来るかもしれませんが、非常に「つまらない」のです。
人生を真剣に生きている人というのは、いつも勝負をしています。
それは、自分自身との勝負であったり、同じ分野の人との勝負であったりするのですが、勝負がなければ、真剣にはなれないのです。
いつも緊張状態で、余裕がないのも良くないのですが、全く緊張がないのも良くないのです。
なぜなら、人は誰でも無意識に楽をしようとするからです。極度な緊張感がないと、物事を真剣に取り組もうとは思わないのです。
ですので、どんな分野であっても、勝負する事で真剣になれるので、そこからより高いものが生み出されてくるのです。
善なる競争を意識する
勝負というのは、他の誰かを蹴落としたり、馬鹿にする為にするのではないのです。
同じ分野であっても、お互いに、より向上する為の善なる競争でもあるのです。
というと、綺麗事になってしまうのですが、現実は会社では「同期はライバル」、企業間では「ライバル会社」となっているので、善なる競争というよりは、いかに相手を蹴落とすか、あるいは差をつけるかの勝負をしているのです。
勝負を相手を見下す為にしていても、善なる競争にはならないのです。
善なる競争をする為には、相手の欠点や弱い所を突っつくのではなく、自分自身や自社を向上させる事だけを意識すればいいのです。
自分を向上させる人、自社を向上させる会社は、必ず見ている人がいて、見ているお客さんがいるので、自然に善なる競争の意識が出来て、勝負にも勝つ事が出来るのです。
一つの分野にこだわって勝負する
一人の人が、勝負の出来る分野には限りがあります。あれもこれも、勝負が出来る人はいないのです。もし、出来る人がいたら、かえって怪しいのです。
あなたが勝負の出来る分野を一つに絞って、その一つの分野にこだわって、勝負してみてください。その分野の「この部分だけは任せろ」という、一部分だけでいいのです。
例えば、野球をやるとして「バッティングだけは任せろ」「守備だけは任せろ」「盗塁だけは任せろ」と、それぞれの得意な事だけにこだわるようになると、勝負をしやすい分野で勝負が出来るので、楽しく勝負が出来るのです。
そして、一つの分野に集中する事が出来るので、より極める事が出来るようになるのです。
真剣にやるから面白味がある
勝負をすると、真剣になりますので、真剣にやっている人は、どんな事でも面白味があるのです。
例えば、スポーツ選手は当然ながら、勝敗をかけて真剣に取り組んでいます。適当にやって、たまたま勝てるという事はないのです。
一瞬一瞬を、真剣に取り組んでいるので、観る人に感動を与える事が出来るのです。
これは、スポーツ選手に限らず、どんな分野であっても、真剣に取り組む事が出来る人は、やっている本人も、面白味がありますし、傍から見ても面白味があるのです。
「真剣にやる」というのは、簡単そうで意外に出来ないのです。なぜなら、人は手を抜く事をいつも無意識に考えているからです。
得意な分野で、一つの分野を真剣に取り組んでみる事で、面白味のある人になる事が出来るのです。
何でもいいので、一つの分野にこだわって真剣に取り組んでみてください。
人生は毎瞬間が勝負
「人生は毎瞬間が勝負」というと、息が詰まるようにも思えるのですが、出来る限り「今の瞬間」を意識して、「今、出来る事は何か」と、考える事も必要なのです。
気を抜く時は、思い切り抜いて、勝負する時は真剣に集中するという、メリハリも必要です。
ただ、何をするにしても「今の瞬間」というのを、出来る限りでもいいので、意識してみてください。
ふと立ち止まって、「今何をしているのか?」という時間も必要なのです。
いかがでしたか?
人間だけが、勝負にこだわっているのです。他の動物は、天敵がいたとしても、勝負にこだわる事はないのです。
冒頭でも申し上げたように、勝負というのは善でも悪でもないのです。
勝負をする事で、新しいものが生み出される事があったり、新しい記録が出たりするので、勝負をする事で、人の可能性を伸ばす事も出来るのです。
勝負にこだわって、より充実がある人生を過ごすのも、幸せな生き方になります。
まとめ
勝負にこだわって、人生を過ごしてみては?
- 勝負がないと真剣にはなれない
- 善なる競争を意識する
- 一つの分野にこだわって勝負する
- 真剣にやるから面白味がある
- 人生は毎瞬間が勝負
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