人の意見に流されやすいのを直したい

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あなたは、自分の意見を貫くほうですか?

人前に出ると、その場の雰囲気で、他人の意見に従ってしまう人いますよね?

特に日本人は、村・集落文化を重んじる国民性のため、社会に出ても協調性を求められ、つい多数派の意見で、物事がまとまる事が多いですよね?

しかし、今時代は変わりつつあります。

年功序列・終身雇用制度は崩壊し、個人で事業をされる方も急増し、雇われのサラリーマンであっても、「個」の存在が重要視されるようになってきています。

つまり、平均点より一芸に秀でた存在でなければ、生き残っていけない時代に突入しているのです。

「自分の意見をはっきり主張できる」ことは、もはや必須なのです。

本日は、人の意見に流されやすいという人向けに、「人の意見に流されやすいのを直したい」というテーマで、そのような人の特徴と改善法をご紹介します。

人の意見に流されやすいのを直したい

自分に対して自信がない

まずはじめに、人の意見に流されやすい人の特徴として、「自分に対して自信がない」が挙げられます。

自分自身に対して自信がないので、当然自分の意見にも自信を持てないのです。

その為、他人の意見に対して、自分の意見を言っても通じないと勝手に思い込み、結局相手の意見に流されてしまうのです。

そんなみなさんにご提案です。
「自信」=「自分の可能性を信じる」と、解釈し直してみてはいかがでしょうか?
可能性は0%でない限りは「ある」のです。

つまり、自分に0.00・・・1%でも可能性がある限り、自信は「ある」のです。
かの有名な経営者・柳井正氏も「人生は1勝9敗」とおっしゃっているように、勝ち組の経営者でも、勝率はわずか1割なのです!

1割勝てば良い!と思えれば、自分に自信を持って、精いっぱい自分の意見を主張してみる勇気が出てきませんか?

 

スキルが足りない

次に、考えられる特徴として、「スキルが足りない」が挙げられます。

わかりやすく言い換えると、ある物事を判断する基準となる、知識や情報・スキルが不足している事により、判断基準があいまいなため、自分の意見が定まらず、結局は他人の意見に流されるしかないのです。

まずは、勉強する事からはじめましょう!
仕事・人間関係・コミュニケーション・時事問題・最近流行りの話題・趣味の事などを、本・TV・WEB・セミナー・講座・資格取得・交流会などを通じて学んでみましょう!

その気になれば、日常生活の中で、いくらでもチャンスはあります!

大事なのは、あなたが「学ぼう!吸収して成長しよう!」という意識を、日頃から持っているか?どうか?と、いう事なのではないでしょうか?

 

人の気持ちを優先してしまう

次に、考えられる特徴として、「人の気持ちを優先してしまう」が挙げられます。

もし、自分の意見を主張し、通った場合、相手の意見は通らなくなってしまいます。

人の意見に流されやすい人は、その事による相手のマイナス感情を、考えすぎてしまう傾向にあるのです。

そして、その根底には、相手に嫌われたくないという気持ちがあり、周りから認められたい!という「承認欲求」があるのです。

しかし、よ~く考えてみてください。
周りから認められる事に、自分の存在意義を見出しているという事は、常に判断基準は周りの人次第、ということになりますよね?

あなたは、これからも人生の重要な判断を、常に周りにゆだねるのでしょうか?

まずは、自分で自分の良い所は勿論の事、悪い所も含め、すべてを認め・受け入れる事からはじめてみませんか?

自分を認められる人になれば、他人の意見に左右される事なく、自信を持って自分の意見を述べられるようになると、思いませんか?

 

個性を持たない

次に、考えられる特徴として、「個性を持たない」が挙げられます。

このタイプの特徴は、自分で答えを出す事を極端に嫌う人であるため、いつも誰かの答えを待っているのです。

一度は「これを結論としよう!」と、心の中で決めていても、異論を唱える人がいれば、それに従う事も正解であり、波風を立てず、平和に穏便に物事を済ませたい!と思っている人なのです。

例えば、自分の悩み事をAさんに相談し、その場では「なるほど!そーだよね」と深く納得しておきながら、その直後、Bさんに同じ相談をしている場面も見られます。

Aさんからすれば、自分が親身になって相談に乗った労力と時間は何だったのか?と、不信感を抱き兼ねない場面なのですが、本人は気にする素振りを見せないのです。

原因はズバリ、自己責任を回避し、厄介な事に巻き込まれたくない!という思いが根底にあるのです。

確かに、自己責任を回避し続けるというのは、楽な選択肢なのかも知れません。

しかし、その事であなたは自己成長のチャンスを逸しているのではないでしょうか?

自己責任を取るという環境に、自らの身を置く事で、環境が自分の意識や行動を変え、自己成長に繋がる事もあるのではないでしょうか?

「迷ったら困難な道を行く事」を、時には選択してみても良いのではないでしょうか?

 

何でも真似をする

最後に考えられる特徴として、「何でも真似をする」が挙げられます。

このタイプの特徴は、出来る人のポイント・コツを上手く盗み、自分に取り入れて、似たような意見を言う事で、自分の意見の優位性を確保しようとするのです。

一見、上手なやり方に映りますが、自分のオリジナリティが少なく、結局出来る人の意見に同調し、流されてしまうのです。

では、どのようにすれば、出来る人のポイント・コツを活かしつつ、自分のオリジナリティも発揮できるのか?

それは、その人に出来なくて、自分に出来るものを足して、意見を述べるという事なのです。

仕事やプライベート問わず、自分に出来るものを活かせる人が必要とされ、自分でもそれを長所として誇りに思う事が出来ます。

自分の長所を盛り込む事で、自分のオリジナリティを出しつつ、ご自身の意見を主張していきませんか?

 

いかがでしたか?

本日は、人の意見に流されやすいという人向けに、「人の意見に流されやすいのを直したい」というテーマで、そのような人の特徴と改善法をご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?

このテーマは、自分らしく生きるとは?にも通じる所があると思います。

他人の意見を尊重し、気づきや新たな考え方・価値観を吸収しつつ、ご自分の意見もはっきりと言える人間となり、自分らしく生きていきませんか?

 

まとめ

人の意見に流されやすいのを直したい

  • 自分に対して自信がない
  • スキルが足りない
  • 人の気持ちを優先してしまう
  • 個性を持たない
  • 何でも真似をする