食べ物の、好き嫌いはありますか?
大抵の人は、子供の頃に好き嫌いを直させようとされた経験があるはずです。
1つや2つ、食べられないものがあってもいいと考えていませんか?
好き嫌いは、個性だと言って放置していませんか?確かに些細なことです。
食べられない理由が、あるのかもしれません。
でも、食べられた方が良い事もありますし、好き嫌いがあるデメリットもあります。
嫌いだけど食べられたら、何か良い事があるはずです。
好き嫌いのデメリットや、改善策を紹介させていただきます。
食べ物の好き嫌いがあるが、どうしたらいいかな?
免疫力の低下
偏食をしてしまうと、腸内環境が悪化して免疫力が低下します。
免疫のほとんどは、腸内に存在するので、腸内環境が悪化してしまうと風邪をひきやすくなったり、アレルギーが出やすくなったり、ガンにかかりやすくなってしまうのです。
病気にならなくても頭痛や便秘、肌荒れなども起きやすくなってきます。
好き嫌いを放置して、偏った食生活でいる事が当たり前になってしまうと、丈夫な体のままではいられなくなるのです。
心にも影響を与える
好き嫌いが激しいと、協調性のない、わがままな人間になる可能性が高いと言われています。
これは、嫌いなものを放置する癖がついているからです。
食べ物の好き嫌いを直すのは、苦手なものを克服するトレーニングなのです。
人でも勉強でも仕事でも、苦手だからと放置していたら大変な事になりますよね。
苦手なものを克服するトレーニングをしていないと、逃げ出す事が癖になってしまうのです。
協調性もないので、人と関わる事が、とても苦手な人間になってしまいます。
自分は精神的に弱いと考えているのなら、まず食生活を見直してみてください。
なんでも食べる人は、体だけでなく心も丈夫なのです。
感謝する
「いただきます」と「ごちそうさま」は、ちゃんと言っていますか?
これは、感謝の言葉なのです。
動物の命を頂いている事、たくさんの人が苦労して育てた野菜を頂いている事、それを美味しく調理してくれた人に感謝してみてください。
自分が嫌いな食べ物だって、美味しく食べてもらうために、たくさんの人が丹精込めて作っているのです。
しかし偏食の人は、その感謝を忘れてしまっている場合があります。
こういう人は、日頃から感謝すべき事に感謝する事も忘れてしまっています。
感謝を思い出すためにも、毎日の食事の時に感謝の言葉を言うのです。
嫌いだと思い込んでいる
自分の好き嫌いを、食わず嫌いだと思った事はありませんか?
何故、嫌いなのか考えた事はありませんか?
確かに、嫌いなものが1つや2つあったとしても、他の食べ物で栄養を補っているのなら、死んでしまう事はありません。
今の時代、栄養を補うサプリメントは豊富ですが、サプリメントはあくまで補助なのです。
主食ではありません。栄養は、ちゃんとした食事から摂取してください。
食べる事が出来ないほど、嫌いな食べ物を好きになる必要はありません。
しかし、食べる事が出来れば、色んな料理を食べられるようになるのです。
防衛本能
特定の食べ物を嫌いになってしまうのは、防衛本能が働いている可能性があります。
例えば、大好きなカレーに異物が混入していて、酷い目にあったとします。
すると、自分の身を守るために、カレーが絶対食べられない料理になってしまうのです。
本能が、危険から身を守るために、嫌いなものであると認識してしまうのです。
所謂、トラウマが出来てしまうのです。
もしかしたら、嫌いな食べ物すべてにトラウマがあるのかもしれません。
そんな理由があるのなら、嫌いな食べ物を好きになれという方が無理かもしれませんね。
苦味や酸味の強いものを子供が嫌うのも、毒物や腐敗物をよけるためだと言われています。
しかし、嫌いな食べ物の全てに防衛本能が関わっているわけではありません。
きっかけさえあれば、嫌いな食べ物のおいしさに気づく事だってあるのです。
ためしに嫌いなものに挑戦してみたら、今なら美味しく感じるかもしれません。
異国の料理を食べてみる
嫌いな食べ物でも、異国の料理なら食べられるのではないでしょうか。
初めて食べる味なら、嫌いな食べ物の嫌いな味や食感などが、わからなくなるのではないでしょうか。
嫌いだから、何を作っても同じと思うかもしれませんが、その思い込みを1度、壊してみてください。
人生で初めて食べるものを、いきなり嫌いなものが入っているからと拒否してしまうのは勿体ない事ですし、作ってくれた人にも失礼です。
1口、ためしに食べてみると、意外と自分の好みの味だったということもあります。
自分で料理してみる
自分で嫌いな食べ物を、自分の好きな料理にしてみてください。
料理を作るようになれば、自然と自分の食生活を見直す事になります。
嫌いな食べ物を避けるあまり、偏った食生活になっていませんか?
偏っている事に気づいたのなら、偏らせないために何を食べればいいか考えてみてください。
たとえば、牛乳が飲めないのなら、ヨーグルトにするなど工夫してみてください。
工夫する事で、作れる料理も食生活も豊かになっていきます。
いかがでしたか?
嫌いな食べ物があっても、当たり前です。しかし、食べる事は元気の源です。
食べ物に感謝して、たまには嫌いなものを、いかに美味しく食べるかを工夫したり、嫌いだからこそ美味しい料理に変えてみるのはどうでしょうか。
何を食べたって空腹は満たされますが、せっかくなら美味しいもので満たしたいですよね。
美味しいものを食べるためにも、好き嫌いはなるべく少ない方がいいのです。
子供の頃、嫌いだったからといって、今も嫌いとは限りません。
きっかけさえあれば、嫌いな食べ物でも美味しさに気づくのです。
まとめ
食べ物の好き嫌いがあるが、どうしたらいいかな?
- 免疫力の低下
- 心にも影響を与える
- 感謝する
- 嫌いだと思い込んでいる
- 防衛本能
- 異国の料理を食べてみる
- 自分で料理してみる
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