物が捨てれない人は、過去に縛られています。
物に執着しているという事は、過去に執着しているという事です。
ちょっと、きつい言い方になりますが、物を捨てないと、前に進むことが困難になっていきます。
とは言っても、物が捨てれない人は、そう簡単に捨てることが出来ないので、物を捨てる習慣の身につけ方や、捨てた時のメリット等をお伝えします。
物が捨てられないと、物を大切にするは違うぞ
物を捨てる習慣を身につける
物を捨てる事を断捨離といいますが、いくら「断捨離が大事」と知っていても、物を捨てる習慣がない人は、傍から見ると、どうでもいいような物をとっておいています。
一気に断捨離が出来ればいいのですが、一気に出来ないのであれば、物を捨てる習慣を身につけていくのです。
「毎日一つずつ何かを捨てる」という、習慣を身につけるのです。
最初は当たり障りがないものからでいいので、紙一枚でもいいので、毎日何かを捨てるようにしてみてください。
毎日捨てる習慣が出来ると、物を捨てる事によって、気持ちがスッキリしていくので、余計な物を手放す事が、苦ではなくなります。
今まで物を捨ててこなかった人が、何かを捨てるというのは、簡単には出来ないのです。
捨てる習慣が出来ると、何が必要で、何が不要であるのかが、自然にわかるようになります。
1年以上使っていない物は手放す
物を捨てる習慣が出来てきたら、1年以上使っていない物を見つけて、手放すようにしてください。
1年使っていない物は、まず使うことはありません。たとえまた使うようになったとしたら、また買えばいいのです。
と言うと、「勿体ない」という人もいますが、次いつ使うかわからない物を取っておくと、気持ちがどんよりしてしまうのです。
物を大切にする事も必要なのですが、それ以上に必要なのが、人の気持ちなのです。物を大切にして、気持ちがどんよりしていたら、物を大切にする意味がないのです。
それよりは、使っていない物は手放して、気持ちをスッキリさせる方が、また同じ物を買う事よりも、大切な事であるのです。
物は買う事は出来ますが、気持ちをスッキリさせることは、物を買う事よりも大切な事であることを忘れないでください。
物を捨てたときのメリット
物を捨てると、何か損をするように思うので、物が捨てれない人がいるのです。
物を捨てる事で、気持ちがスッキリするので、大きなメリットになるのです。人は気持ちがスッキリしないと、やる気が出なかったり、前向きになれなかったり、冷静な判断が出来なくなる事もあります。
物を捨てることで、過去を手放す事が出来るので、未来に向かいやすくなります。
過去を引きずらなくなるので、スッキリ前に進む事が出来るのです。
そして、発想も変わります。スッキリした発想が出来るので、物事の判断も冷静に出来るようになります。
メリットは、精神的な事ばかりなのですが、精神的なメリットがあれば、前向きに色々な事に挑戦する事が出来るので、大きなメリットになっていくのです。
捨てるときは、感謝して捨てる
物を捨てる時は、感謝して捨ててください。「今までありがとう」と口に出さなくてもいいのですが、一瞬だけでもいいので、感謝して捨ててください。
物を捨てるというのは、物をぞんざいに扱っている事ではありません。その物の使命が終わっただけの事であるので、感謝して捨てればいいのです。
感謝して捨てる事が出来る人は、捨てる事で気持ちもスッキリします。
物を捨てれば捨てるほど、気持ちがスッキリするので、捨てられた物自体にも、良い影響を与える事が出来ます。
人には所有できる器があることに気づく
どんな家でも空間の制限があります。どんな広い家であっても、物を永遠に足し続ける事は出来ないのです。必ず器があるという事です。
これは家の狭さや、広さのスペースの問題ではなく、人が所有できる物には、制限があるという事に気づいてください。
何かを捨てたら、そこにスペースが出来ます。スペースが出来たら、他の物を入れる事が出来るのです。
なので、物を捨てれる人は、常に新しい物を入れる事が出来る、スペースを持っているという事なのです。
所有できる器を広げる事も必要なのですが、器を広げる事よりも、物を捨ててスペースをつくる事の方が簡単に出来ます。
いかがでしたか?
物を捨てるというのは、当たり前の事のようなのですが、捨てれない人は、心理的なブレーキがかかっているのです。
捨てる、手放す事の恐怖を、無意識に感じている場合もあります。
なので、一気に物を捨てる事が出来ないのであれば、物を捨てる習慣と、捨てる喜びを感じれるように、少しずつ始めてみてください。
まとめ
物が捨てられないと、物を大切にするは違うぞ
- 物を捨てる習慣を身につける
- 1年以上使っていない物は手放す
- 過去に縛られていることに気づく
- 捨てるときは、感謝して捨てる
- 所有できる器があることに気づく
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