成功している多くの人が、共通して言っている事は、「謙虚になる」という事です。
どんなに誇るような実績があっても、傲慢になって、誰も文句を言えないような実績があっても、向上している人は「謙虚な人」であるのです。
ここでは、謙虚になるべき理由と、謙虚になる事で得られるメリットをお伝えします。
謙虚な人になるべき、5つの理由
謙虚になるといつも視野が広くみえる
いつも謙虚でいる人は、視野を広くみることができます。
逆に傲慢な人は、裸の王様のようになっているので、周りの人が自分を讃えている、目の前の現象に支配されて、視野が狭くなってしまうのです。
謙虚な人は、いくら大きな実績があっても、いくら周りの人が賛美しても、その環境に支配されないのです。
なので、いつも視野が広い状態であるので、時代の流れにも柔軟に対応できるし、次々に新しいアイデアを生み出すことができるのです。
ですから、謙虚になっていた方が、いつも気持ちがリラックスしている状態であるので、物事の視野を広くみることができます。
特に今の時代は、「アイデア時代」であるので、どんな立場であっても謙虚であることの方が、時代に合った生き方ができるようになります。
謙虚になると自分を見失わない
謙虚の反対の、傲慢になると自分を見失います。
どんなに大きな実績を出した会社の社長であっても、自分一人で実績を出したのではないのです。その本質を見失うと同時に、自分を見失ってしまうのです。
いつも謙虚であり続けるというのは、実績を出している、出し続けていると難しくなっていきます。
いくら「謙虚が大事」ということを頭では理解していても、人には感情があるので、謙虚の気持ちを保っていくことは簡単ではないのです。
ただ傲慢な態度にならなければ、他の人から謙虚にみえるので、自分を見失うことはありません。
実は謙虚というのは、他の人のためではなく、自分を見失わないために必要なことであるのです。
いつも向上を目指すことができる
いつも謙虚でいる人は、どんな実績を出しても、いつも向上を目指すことができます。
たとえ、誰が見ても周りの人よりも優れている能力があっても、常に向上を目指しているので、目指す方向を見失わないのです。
いくら周りの人が賛美したり、讃えていても「自分はまだまだ未完成」という気持ちがあるので、自然に向上を目指していけるのです。
人は、現状に満足をしたら衰退していきます。現状維持というのは錯覚であって、向上するか、衰退するかのどちらかなのです。
いつも向上を目指すことができる人は、周りの影響を受けないのです。そのためには、いつも謙虚でいることが必要です。
足元を固めることができる
傲慢になっていると、足元が掬われます。足元が掬われると、現状が見えなくなってしまうのです。
足元を固めるというのは、足元をありのままに見ることができるのです。ありのままに見るためには、謙虚になっていると自然に見えてくるのです。
なので、今何の実績がない状態の人であっても、謙虚になることで、ありのままを見ることができるので、足元を固めることができるのです。
大きな実績がある人が、「謙虚が大事」ということは共通して言っていることではあるのですが、まだ何の実績も出していない人でも、ごく普通の人であっても、謙虚になることは必要なのです。
なぜなら、足元を掬われないため、あるいは足元を固めるためには、どんな人であっても必要なことであるのです。いつも謙虚でいることで足元を固めることができます。
目の前に集中できる
いつも謙虚な状態であると、目の前のことに集中することができます。
日常の事というのは、簡単に言えば作業の連続なのです。仕事であっても、育児や家事であっても、たとえそれが遊びであっても作業の連続であるのです。
謙虚になっていると、物事を冷静に見ることができるので、目の前の作業に集中できるのです。
「集中する」というと、気合や根性で集中しようとする人が多いのですが、力み過ぎると、頭に血が上って冷静な判断ができなくなります。
いつも謙虚でいると、目の前のことの見え方が変わってくるので、自然に集中することができます。
いかがでしたか?
誰でも、「謙虚が大事」ということは知っています。ただ、物事が上手くいくと見失ってしまうことがあるのです。
いつも謙虚でいることができれば、物事は上手くいくということを知っていても、傲慢になりやすい人は、その弱い自分を謙虚に受け止めることから始めてみましょう。
どこまでも、謙虚で始まり、謙虚であり続けるということです。なので、いつも「謙虚」という単語を持っていきながら、自分を見失わないように、気持ちを保てるようにしていきましょう。
まとめ
謙虚な人になるべき、5つの理由
- 謙虚になるといつも視野が広くみえる
- 謙虚になると自分を見失わない
- いつも向上を目指すことができる
- 足元を固めることができる
- 目の前に集中できる
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