学校、職場、ご近所、どんな場所でも「自然と周囲に人が集まるヒト」がいます。
こういう「みんなから愛されるタイプ」の人は、何か特別な事をしているのでしょうか?
どうして、人から好かれるのでしょう?
持って生まれた性質かもしれませんが、実際、多くの人は心がけている事があり、これを習慣にしています。
難しい事を心がけているのではなく、ちょっとした事なのです。そのちょっとした7つの事をお話しましょう。
人に好かれる、7つの習慣
人を好きになる
まず自分から相手を好きになりましょう。心は反映されます。
相手を嫌っているのに、その人からは好かれるというのは、まれな例ですね。
それでも虫の好かない人というのはいるでしょう。ですがそんな時でも、少なくとも嫌な顔をしたりしないことです。
時々、「私は好き嫌いがはっきりしている」と言って、嫌いな人が輪に入ってくると顔を背けたり、背を向けたりする人がいます。
こんな時、こうされた人が「嫌われているんだ」と理解するだけでなく、周りの人も不愉快な感情を抱きます。
全ての人から、一瞬にして楽しさを奪い取ってしまったこの人を、だれがこの先も好きでいるでしょうか。
好きになれば好かれ、嫌いになれば嫌われる・・・嫌な感情を与えれば、人は遠のく・・・。極自然な感情ですね。
それなら、どうやって、周りの人をどんどん好きになれるのか。
とても簡単で、感情を移入しなくても出来ることです。
おはよう、こんにちは、の挨拶から始めます。
誰でも声をかけられたら、嬉しいですョ。この瞬間、あなたはだれかに小さな幸せを与えたことになります。
人相を良くする
何かの会合で、大勢の集まりへ出かけたとします。
眉間にしわを寄せてる人と穏やかな優し顔の人と、あなたはどちらの人相の人の近くに自分の席を取りますか?
きっと、優しい感じの顔の人の近くではないでしょうか?
あなたが座る時に、この人がほほ笑んでくれたら、あなたは多分その瞬間にリラックスすることでしょう。
人相一つで、人が近づく、遠のくが決まってしまいます。
広く心を開いている
好かれる人は、考え方に幅があります。
固定観念にとらわれず、偏見はあまりなく、自分の意見と違っている人とでも付き合います。
固定観念にとらわれなず、先入観で人を判断することはまずありません。
もちろん偏見も持たない努力をしています。
自分と似たような考え方の人とだけ付き合えば、もちろん楽でいいのですが、それだけ世界は狭くなります。
何でもかんでも人を受け入れるのではなく、拒む前に自分の目で判断する努力をし、相手の持つ良い点を見ようとします。
この行為は、相手にとっても同じ事なのです。
嘘をつかない
ウソはつかない。人づきあいの第一歩ですね。
ドイツには、「ウソは遠くまで行けない」と言うことわざもあります。
嘘はウソを呼ぶ、ともいわれますし、ひとつウソをつくと、その嘘を隠す(取り繕う)為に、また別のウソが必要になります。
たった1つついたウソのせいで、次にきちんとした話をしても、まともに聞いてもらえなくなったり、これまでの話全てが嘘だったのだろうと決めつけられてしまいます。
人に好かれるには、人から信頼される事が大切です。
「嘘も方便」はどうなの?と言う声もあるでしょう。誰かを救うための嘘は時として賛美されます。
ですが、賛美されるかどうかは、結果が出て初めて分かる事で、いつもいい結果に終わるわけではない事も覚えておいてください。
自分らしくあろう
人から好かれる人は、何かしら卓越した才能がある人もいます。
ですが、みんなが周りに集まるタイプの人は、ちょっと違うようです。
どちらかと言うと、ごく普通で、一体どこが人に好かれるところなのか一見しては分かりません。
みんなが周りに集まる人はのタイプは、癒し系だったり、見栄やプライドを捨てたタイプ、能天気タイプ、様々です。
ただ、共通して自分らしさを大切にし、そして競争や対立をあえてしない人のように思えます。
成功したことも笑って話せば、失敗したことも笑って話題にしてしまいます。
好かれる為に、何かに秀でている必要はないのです。
全ては、まず良い方に解釈する
これは広く心を開くと似ているかもしれません。
いろいろな状況で、すぐ腹を立てる人と、気分を害さずにその場をすぎる人といます。
例えば、注文と違う品が出てきた時に、すごい剣幕でウィトレスをなじる人もいれば、違っているよと教えて取り変えてもらう、または、これも食べてみたかったから、このままでいいよと反応する人もいます。
別に違う品物でも我慢しようと思いませんが、同時に、怒る必要もないと思うのです。
違っていただけの事実を、どう受け止めるかで結果が変わります。もちろん、その時の状況で腹を立てるのが当たり前、ということもあるでしょう。
単に客とウェイトレスであっても、出会った人です。小さな接点を大事にしてこそ、人のつながりを作れるように思います。
楽しさ、喜び、幸せはあなたが選択する
人は、楽しさ、うれしさ、幸せは他人から与えられる事がきっかけで、自分自身が感じると思っています。
ですが、どんな感情も状況も、実際のところは自分自身の選択による結果なのです。
幸せとは、人それぞれが幸せであることを選択した結果です。
あなたが楽しさを選び、楽しくあろうとする時、周りの人も楽しさを選び共有したいと思います。
つまらない、と思えばそれは顔に現れ、あなたは面白みのなさそうな人に見えてしまいます。
ネガティブな雰囲気には、人は率先して近づかないでしょう。
楽しそうな雰囲気には自ずと近づいて見たくなりますね。
人に好かれたいと願う時、先ず幸せを選択しましょう。
いかがでしたか?
どんな事でも先ずは自分の「はじめの一歩を踏み出す」事がきっかけになります。
人を好きになって、あなたから、楽しさや喜びを相手に届けましょう。
それがあなたへ何倍にもなって戻ってくるのです。
この記事があなたのお役にたてる事を願っています。
まとめ
人に好かれる、7つの習慣
- 人を好きになる
- 人相を良くする
- 自分と相手に感謝
- 嘘をつかない
- 自分らしくあろう
- すべては、まず良い方に理解する
- 楽しさ、喜び、幸せはあなたが選択する
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