つまり8時間ですが、これに科学的な根拠はなく、統計で出された平均的な時間なのです。
しかし、7時間の方が寿命が延びる、5時間でちょうどいいなど、睡眠時間については色々と言われています。
さらに近年では、睡眠時間はさらに短くなっています。
8時間眠っても疲れている気がするなど、何時間眠ろうと良質な睡眠でなければ疲れも取れませんし、元気にもなりません。
良質な睡眠と元気になる理由を、簡単に説明させていただきます。
良質な睡眠をとると、元気になる7つの理由
疲労回復作業
疲れている時や病気の時は、眠くなるように、睡眠は免疫力の向上や疲労を回復させようとしているからです。
ですので、良質な睡眠をとる事が大切です。
さらに、良質な睡眠は「寝る子は育つ」の言葉の通り、成長ホルモンが分泌されるので、早寝早起きは健康だけでなく、成長も促してくれます。
寝起きがすっきりする
良質な睡眠を取れたら、朝の目覚めがすっきりします。
スッキリ目を覚ますためには、90分の浅い眠りと深い眠りのサイクルです。
このサイクルが5回あれば、7時間30分眠った事になります。
つまり、90分ずつの、このサイクルを考えて眠ればスッキリした目覚めになります。
シンデレラタイム
深い眠りになると分泌される、疲労回復や老化防止のメラトニンや成長ホルモンの働きがある、夜の11時から朝の6時までの時間を、シンデレラタイムといって、質の良い睡眠が取れる時間です。
このシンデレラタイムには、眠っている方が体内時計も乱れる事がなく、肌の調子も崩しにくいとされています。
シンデレラタイムは健康だけでなく、美容にも効果があるのです。
心への影響
睡眠を取らないと体だけでなく、心にも悪影響を及ぼします。
感情のコントロールが出来なくなったり、ネガティブな事しか考えられなくなったり、キレやすくなったりします。
良質な睡眠を取るのは理想ですが、眠る事は脳と体、心の休息にもなるのです。
眠らないと免疫力も低下するので、心身ともに休息させるためにも、良質な睡眠が必要なのです。
食事と同じくらい大切
食事がないと生きていけないように、睡眠がないと生きていけません。
美味しいご飯を食べると元気になるように、良質な睡眠は体を回復させ、ストレスを癒してくれるのです。
これに適度な運動が加われば、体の健康づくりの3つの原則になります。
現代社会は、ストレスに溢れています。
ストレスから解放される事は難しい事ですが、空腹を満たすように、癒し続けなくてはなりません。
脳の休息
脳は、膨大なエネルギーを必要とする器官です。エネルギーの消費量は、体全体の20%もあるのです。
その脳は眠る事で、やっと休息する事が出来るのです。
睡眠がなければ、脳は回復する事が出来ません。
夜、眠る事が出来ないと、昼間の疲労を回復出来ないのは、体も脳も一緒なのです。
ストレスホルモンのバランスの維持
ストレスホルモンとは、生きていくために、必要なホルモンの一種です。
普通の生活では、心身のバランスを保つために働いてくれます。
しかし、ストレスが過剰になってしまうと、睡眠障害や記憶障害、うつなどの悪影響が出てきます。
この悪影響は、どれも一度なってしまうと、元に戻すためには、長い時間がかかります。
そのため、ストレスホルモンのバランスを維持するために、良質な睡眠は欠かせないものなのです。
いかがでしたか?
睡眠は、疲れやストレスに抵抗するための手段です。その手段を、いかに有効に使えるかが、上手く生きていく手段にもなります。
日本の成人は、5人に1人が睡眠障害だといわれています。
しかし、忙しいと8時間も眠る時間はなかなか取れません。ですので、質の良い睡眠を取るようにするのです。
質の良い睡眠のために、整った生活リズムが必要なのです。
生活リズムを整えるためにも、同じ時間に眠り、同じ時間に起きて、日光を浴びる事が大切です。
まとめ
良質な睡眠をとると、元気になる7つの理由
- 疲労回復作業
- 寝起きがすっきりする
- シンデレラタイム
- 心への影響
- 食事と同じくらい大切
- 脳の休息
- ストレスホルモンのバランスの維持
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