あなたの周りに、悪口ばかり言う人いませんか?
そんな人と一緒にいると、自分もマイナス思考に巻き込まれそうで、何だか嫌な気分になりますよね?
とりわけ、悪口に対して同意を求められた時には、面倒な人につかまってしまい、自分は何て運が悪いんだろう?と、運のせいにすらしてしまいそうになるものです。
また、自分の事も陰で悪く言われているのではないか?と、良からぬ詮索をもしてしまいます。
では、なぜそのような人は、悪口ばかり言うのでしょうか?
相手の事を知る事により、事前の回避行動が取れる様になるというメリットもありますので、本日は、あなたと一緒に、悪口を言う人の心理状態を見ていきたいと思います。
悪口を言う人の心理を考えてみた
自分を優位な立場に見せたい
まず始めに、悪口を言う人の心理として、「自分を優位な立場に見せたい」、が挙げられます。
特に日本人は、村・集落社会の風習が今も残っているため、どうしても集団生活において、人と比較するという考え方が根強く残っているのです。
そのため、他人の悪口を言う事で、相手の存在価値を下げる事ができ、相対的に自分が相手よりも優位な立場に
見られる事を意図しているのです。
特に、プライドが高く、他人の目や名声や地位を気にする人に多く見られる傾向です。
仲間意識を高めたい
次に、悪口を言う人の心理として、「一時的に仲間意識を高めたい」、が挙げられます。
特に、悪口を仲間に話して回るタイプの人は、自分では意識していなくても、どこかで仲間の同意を求める傾向にあります。
つまり、「わかる、わかる」「そうだよねぇ」「僕も同意見だよ」、などの賛同が欲しいのです。
一時的ではあるものの、同調による親密さを感じられるため、益々悪口を言う事をやめられなくなるのです。
寂しがりやの人や、友達が少ない人に多く見られる傾向です。
自己防衛のため
次に、悪口を言う人の心理として、「自己防衛のため」、が挙げられます。
このケースは、自分が所属している、会社やコミュニティ内において中心的な人物が、人の悪口を平気で言うタイプの場合に多く見られます。
自分が悪口を言われないために、あえて先手を打って、自ら他人の悪口を言ってしまう事により、中心的な人物に同調する姿勢を示し、自分が悪口のターゲットにされない様に仕向け、したたかに自分を守っているのです。
気が弱く、はっきりと自己主張が出来ない人に多く見られる傾向です。
ストレス発散のため
次に、悪口を言う人の心理として、「ストレス発散のため」、が挙げられます。
このケースは、理想と現実のギャップに苦しんでいる人が多く、世の中へ自分の不満を言いたいという気持ちを悪口にしているのです。
出世したい、大金持ちになりたい、恋人や友達がたくさん欲しい、などがその典型的な例です。
現状を受け止められる社会人とは真逆で、心が成熟していない、子供のような人に多く見られる傾向です。
各ケースでの悪口に対する対処法
ここまで、悪口を言う人の心理を、タイプ別に四つご紹介してきました。
最後に、各タイプに遭遇した時、悪口に対する対処法をご紹介します。
まず始めに、「自分を優位な立場に見せたいタイプ」の人の場合、
相手の価値観を認めた上で、自分は他人と比較する事に価値を感じず、過去の自分と比較して自己成長している事にのみ、
価値を感じているという事をはっきりと主張しましょう!
次に、「一時的に仲間意識を高めたいタイプ」の人の場合、
はっきりと「No」と言いましょう!このタイプは、同調してくれない人を遠ざける傾向にあるので、有効な手段となります。
最後に、「自己防衛のためのタイプ」「ストレス発散のためのタイプ」の人の場合、
関わらないようにしましょう! このふたつのタイプは、ただ単に悪口を言う事により、自己内欲求を満たしているだけなのです。
近づいていっても、百害あって一利なしです。
いかがでしたか?
本日は、あなたと一緒に、悪口を言う人の心理状態を見ていきましたが、いかがでしたでしょうか?
人の振り見て、我が振り直せと言われますが、悪口を言うという行為は、他人にストレスを与えるばかりではなく、大事な友達をなくす可能性も含まれており、自己中心的で身勝手な行為として、百害あって一利なしです。
この記事をきっかけに、あなたも、世の中は自分中心ではなく、周りの人との共存共栄で成り立っている事を再認識し、自分からの視点ばかりで物事を見ていないか?をチェックし直す良い機会にしていただければ幸いです。
まとめ
悪口を言う人の心理を考えてみた
- 自分を優位な立場に見せたい
- 仲間意識を高めたい
- 自己防衛のため
- ストレス発散のため
- 各ケースでの悪口に対する対処法
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