毎日の仕事や勉強には、集中力が欠かせない！分かってはいても思うようには、集中出来なかったりするものです。

集中力を高めて、仕事のクオリティや速さを向上させるために、机周りの“色”を利用してみませんか？

今すぐ取り入れられる、“色”の活用方法についてお教えします。

集中力を高める色を利用して、机周りを飾って仕事の効率を上げてみよう

集中力を高める青色はポイント使いで！

集中力を高める色と言えば青色です。青色は刺激が少なく、脈拍をゆっくりとさせて、気持ちを落ち着かせます。

また、時間の経過が気にならなくなる効果もあるので、長時間集中したいときにオススメです。

他にも、創造性を高めて頭の回転を早くしてくれるので、何か斬新なアイディアをひらめきたいときにも効果的です。

空や海の、美しい青色の写真をデスク上に飾ったり、青色の文房具やパソコンワークならマウスに取り入れたりして、ワンポイントで使うと良いでしょう。

緑やブラウン、ベージュなどは、アースカラーと呼ばれ、リラックス効果があります。

緑は、目の疲労の緩和・回復に効果があり、脳の興奮を静めてくれます。

仕事や勉強の疲れで、集中が続かないというときは、ちょっとした観葉植物を机周りに飾るなどして、緑色を取り入れてみましょう。植物そのものの持つ、癒しの効果も期待できます。

ブラウンやベージュは、緊張を和らげて作業の効率を上げてくれます。

ブラウンやベージュは、机や椅子を含め家具として広範囲で取り入れられるので、心身を癒しつつ作業を進めたいときは、アースカラーの家具を使いましょう。

アースカラーと呼ばれるだけあって、自然の中にある色は私たちを安心させ、本来の能力を引き出してくれます。

赤色は、血圧を高めて前向きな気持ちにさせてくれます。

とにかく行動したい、新しいことに挑戦したい、というときはエネルギッシュな赤色を取り入れましょう。

オレンジ色は、明るい・元気・嬉しい・若々しいといったポジティブな印象を与えます。

ポテンシャルを高めて、目の前の仕事を楽しんでこなしたい！というときは、オレンジ色が効果的です。

仕事がマンネリ化してきて、何だか眠気まで感じる…というときは、赤・オレンジを取り入れると眠気をとばして、やる気を引き出してくれます。

ただ、赤・オレンジ色を全面的に机周りに取り入れてしまうと、かえって脳が興奮しすぎてしまうので、鉛筆や消しゴムなどの作業に使用するものや、スニーカーなどの身につけるものとして、ちょこっと取り入れることをオススメします。

黄色は、知性を刺激し脳を活性化します。

赤やオレンジは、行動力を促進させるとご紹介しましたが、黄色はそれに加えて、“計画性のある”行動力を引き出します。

仕事や勉強に煮詰まって、なかなかスムーズに進まないときは、黄色で気分を切り替えて、ひらめき力を高めましょう。

また、黄色はコミュニケーション能力の向上にも効果的なので、営業の仕事や何かのプレゼンテーションの場面でも、積極的に取り入れたい色です。

黄色も赤やオレンジと同じで、脳への刺激色であるためワンポイントとして、作業道具や服装のアクセントに活用すると良いでしょう。

はじめに青色は、集中力を高めるのに最も効果的な色だとご紹介しましたが、全面青色に囲まれてしまうと、“がんばらなきゃ！”というプレッシャーになってしまうため、白色をベースに青色を取り入れてみてください。

白は、息抜きやリフレッシュの役割をしてくれます。白と青の組み合わせの柄によって、気持ちをコントロールすることもできます。

例えば、ほどほどに集中したいときは水玉模様、絶対に集中しなければいけない！という場面ならチェック・ストライプ・ボーダーなどがオススメです。

白と青の色は、小物などに取り入れると良いでしょう。場面に応じた効果的な、青と白の組み合わせをうまく取り入れて、集中と息抜きのベストバランスを探ってみてください。

その人の人となりを象徴する、パーソナルカラーというものがあるように、私たちの心は、私たちを取り囲む色によって左右されていて、また私たちも無意識のうちに、自らの人格や感情を表す色を取り入れて生活しています。

色の効果を熟知して、場面に合わせて正しく色を取り入れれば、仕事や勉強のクオリティも速さもぐっと向上するはずです。

今回ご紹介した、５つのポイントを参考にし、色の組み合わせで集中力も気分もコントロールして、充実した毎日を過ごしてみてください。

集中力を高める色を利用して、机周りを飾って仕事の効率を上げてみよう