好きな人に好かれたら・・・そう思うだけで、幸せになると同時に、好かれるためにはどうしたらいいか？と、悩みの中に入ってしまう人も多いと思います。

好きな人、相手の事だけに、恋愛の駆け引きなどを用いたりしがちですが、それは結局、逆効果になる事も。

取り繕って、マニュアル通りの駆け引きを行っても、「好きな人には自分の良さを見せる」事が出来なければ、すぐにボロが出てしまいます。

好きな人の前だと、緊張してうまく喋れない。

また逆に、自分を大きく見せようとして、プロフィールを大袈裟に言ってしまうなど、多くの人が経験あると思いますが、これも「自分の良さ」をアピール出来ません。

では、どうしたら好きな人に良い印象を与え、そして好意を持ってもらえるのでしょうか？

好きな人に好かれる方法が知りたい。基本的な５つの事

好意を与える

好きな人だけでなく、他人にいい印象を与える一番効果が高い方法がこの「好意の返報性」と呼ばれる心理を活用することです。「好意の返報性」とは、相手からの好意に対して自然とその人へ好意的または友好的な振る舞いをしてしまうことをと言います。

自分から、好きな相手に対してどんどん好意（行為）を与えることで、相手からも返ってくるということ。何かを手伝う、相談に乗るなど相手が困っていることに手を差し伸べることです。自分が誰かに助けてもらったとして、その相手に悪い印象は受けないはずです。

ただ、四六時中相手の事気遣うのは大変というかたは、この実験結果を見てください。『アメリカの心理学者アロンソンとリンダーが女子学生80名に行った実験では、最初は否定的な態度を見せていても、最後にしっかりと好意を示せば、相手から好意を得られることが導き出されている。』

最期にきちんと好意を示せば効果があるこの方法、地道な方法ですが効果は抜群なので、使ってみてください。

ポジティブ思考で接する

まず、自分の口癖を意識してみて下さい。考え方のクセとも言えますが、物事に対して否定的な考えばかりではありませんか？否定的な考えばかりの人は人に好かれることが少ないと思います。

なぜならば、否定的な考えを聞かされ続けると聞く方はとても疲れてしまうからです。よくあるパターンは、好きな人の気を引くために不幸自慢や相談という名ばかりの愚痴を延々と話し続けること。こんなことを話されたとしても、相手はまったく気持ち良くないでしょう。最悪の場合「関わるのはよそう・・・」となる可能性は大きいです。

好かれたいならポジティブ思考で、相手が自分と話しをして楽しかった。元気になったと思ってもらえるような話題で話しかけましょう。

ちょっとした隙を見せる

完璧な人は憧れの対象にはなりますが、好意を持たれるのとは少し違う感情ではないでしょうか？完璧すぎて接しにくい。違う世界の人間だと思われがちです。

「朝が弱い」「運動が苦手」「方向音痴」など、小さな自分の弱点をさらすことで相手は憧れではなく同じ位置にいる人と心を許し易くなります。そして、自分の失敗を笑い話にして話せるような人はとても好感が持てます。そんな自分なりの隙を相手に見せるようにしましょう。

相手の動きを真似する

人は自分と似ているものに対して親密な感情や好意を抱く類似性の法則という心理があります。そしてその心理を効果的に使うテクニックがミラーリングと呼ばれる方法です。ミラーリングとは『相手が取っている行動に対して、まるで鏡に映したように、自分の動作を合わせる方法。真似ることによって、相手には尊敬や好意の気持ちとして認識され、無意識的に心を許しあえ、親密だと感じやすくなる』相手の行動をさり気なく真似します。

気を付けたいのは、相手に真似してると感づかれること。ちょっと変な人に見られる可能性があります。ミラーリングの効果は７割程度の人に好意や親近感を与えると言われています。会話が苦手という人でも使える方法なので一度試してはいかがでしょうか。

自己肯定感を高める

自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態のことです。自分のことを嫌いな人が自分を好きになってもらえるはずがありません。嫌いな自分をどうやって周りにアピールするというのでしょうか？

人に好かれる人。頼りにされる人。輝いて見える人。みんな自己肯定感が高い人です。欠点があっても、嫌だなと思う部分があってもすべて含めて自分です。欠点などから目を背けて、「嫌い」という一言でまとめて見ようとしないから欠点は欠点のまま成長することもできないのです。欠点もひっくり返すことができれば、あなたを輝かせるひとつのパーツになるのですから。

自己肯定感を高めると、自信がつくので卑屈な態度がなくなり臆することなく相手に話しかけることが出来、上記に書いたようなテクニックを使う余裕もできるのではないでしょうか。