裏切られたと思った時に考えたい5つの事

Pocket
LINEで送る

uragirareta-kangaeru
過去に一度や二度は、「裏切られた!」と感じた事、誰にでもありますよね?

その時あなたは、どのように思いますか?

「絶対許せない!」「信じられない!」「ガッカリした!」など、抱く感情は人それぞれだと思います。

ではその後、あなたはその出来事と、どう向き合い、どう対処していますか?

関係を絶ちますか?それとも素直に「裏切られた!」という、気持ちを相手に伝え、話し合い、再度、絆を結ぶ方法を模索しますか?

マイナス感情を抱いた時、大事なのは、その後あなたがどうするのか?という事なのです。

相手ばかりを責めるのか?自分にも否があったのではないのか?と考え、自分を見つめ直す良い機会と捉えるのか?その人の考え方とその後の言動次第で、状況はいくらでも好転させる事が出来るのです。

本日は、「裏切られたと思った時に考えたい5つの事」というテーマのもと、物事をマイナスに捉えるのではなく、裏切られたと思った時こそ、ご自分を見つめ直す良いチャンスである!という、前向きな捉え方が出来るような方法をご紹介します。

 

裏切られたと思った時に考えたい5つの事

裏切られるとはどういう行為なのか?

まず始めに、裏切られるの語源になっている、「裏切る」の意味について調べてみました。

裏切るとは、味方を捨てて、敵方についたり、約束・信義・期待に背いたりすること。

(期待を)裏切られるとは、想定していた事柄とは異なる結果になること。

つまり、自分の想定範囲外の結果になるという事象が、裏切られるという行為なのです。

裏切られるとは、どういう行為なのか?ご理解いただけましたでしょうか?

 

なぜ裏切られた!と感じるのか?

では、なぜ人は裏切られた!と感じるのでしょうか?根底にあるキーワードは、「信頼」と「期待」なのです。

対人で考えるとわかりやすいのですが、例えば、職場で上司が部下にある仕事を依頼したとします。

上司は部下の過去の実績から、「このくらいの品質と量・スピードで仕上げてくるだろう」と、勝手に予測し、また部下の成長の可能性も加味し、それ以上の期待を抱きます。

しかし、成果が上司の想定の範囲外に低いと、「期待」は「失望」に変わり、「信頼」は「不安」に変わるのです。

そして、「自分の期待に反した」という意味で、ガッガリしたと感じ、その度合いが強く、信頼関係を揺るがす事態になると、「裏切られた!」と感じるのです。

ポイントはあくまでも、「自分基準」での、判断であるという事を覚えておきましょう!

 

まずは自分を知る事から始めてみる

みなさんに、裏切られるとは、どういう行為なのか?

なぜ裏切られた!と感じるのか?を、ご理解いただいた上で、この感情を次に活かすため、自分を見つめ直す方法を以下に3つご紹介します。

1つ目は、「まずは自分を知る事から始めてみる」という方法です。

人間って、自分の事を知っているようで、案外知らないものなんです!

あいまいな「自分基準」で物事を判断すると、誤った選択を数多くしてしまい、ご自分の望む方向へ人生を前進させる事を、自ら阻害してしまいます!

まずは、己を知るために、紙にご自分の良い所・悪い所・絶対に譲れない信念を書き出して明確にし、今の自分をすべて認め・受け入れる事から始めてみませんか?

 

相手の価値基準もご自分のそれと同等に尊重する

2つ目は、「相手の価値基準もご自分のそれと同等に尊重する」という方法です。

人はとかく、自分の価値基準を相手に押し付けて、自分は正しい、相手が間違っていると言いたくなるものです。

ここで、冷静に考えてみてください。

自分にとっては、「裏切られた!」と感じる出来事でも、相手の価値基準では、「裏切り行為に該当しない」ため、平然と行っているのではないでしょうか?
(※もちろん、明らかな裏切り行為も世の中には数多く存在する事は周知の事実ですが)

どんなに頑張っても、よっぽどの事がない限り、他人を変えることは出来ません!変える事が出来るのは、自分だけなのです!

普段からのコミュニケーションで、相手の価値基準を把握する事に努め、相手の事を良く理解し、かつ相手の自分評価も把握しておけば、自分の価値基準を相手に押し付ける事なく、「裏切られた!」と、感じる事も少なくなっていくのではないでしょうか?

 

周りの人への感謝の気持ちを常に忘れない

3つ目は、「周りの人への感謝の気持ちを常に忘れない」という方法です。

人は他人にマイナス感情を抱く時、往々にして「自分本位になっている場合」が多いのです。

言い換えると、「自己中心的」に、世界が回っていると勘違いしている時なのです。

このような時は、おごりや傲慢な態度が目立ち、相手への配慮や思いやりに欠け、知らぬ間に相手を傷つけている事があるのです。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という、ことわざにもあるように、年齢を重ねるほど、謙虚に生きて行く事が大事になるのです。

長く生きているという事は、その分多くの人の支えがあって、今日の私があるのだ!という事を常に肝に銘じておきましょう!

あなたは、常日頃、支えて頂いている周りの人々に、ちゃんと感謝の気持ちを伝えていますか?

また、感謝の気持ちをちゃんと伝えられる人は、「裏切られた!」と、感じる事が少なくなると思いませんか?

 

いかがでしたか?

本日は、「裏切られたと思った時に考えたい5つの事」というテーマのもと、裏切られたと思った時、ご自分を見つめ直す、良いチャンスである!という、前向きな内容をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

「裏切られた!」と感じるも、感じないも、自己責任なのです。

つまり、自分が受け取る感情は、相手の行為そのものには関係なく、自分というフィルターを通した時に、どう受け取るのか?次第であるという事を覚えておきましょう!

 

まとめ

裏切られたと思った時に考えたい5つの事

  • 裏切られるとはどういう行為なのか?
  • なぜ裏切られた!と感じるのか?
  • まずは自分を知る事から始めてみる
  • 相手の価値基準もご自分のそれと同等に尊重する
  • 周りの人への感謝の気持ちを常に忘れない