おせっかいな人、っていますよね。
やっている本人は、悪気はないかもしれませんが、ただの自己満足だ、結構うざいと感じてしまうような人もいます。
本当は、そんな人とは距離を置きたいものですが、そうもいかない事情があったりして、距離を置けない人も中にはいると思います。
そんな、おせっかいな人と付き合っていくのに、少しでも役立つ7つの心得を紹介させていただきます。
おせっかいな人と付き合う、7つの心得
お礼は言う
おせっかいをする人の中には、人格障害を持っている場合があります。
自分を正しく見る事が出来ず、自分のやる事は絶対正しい、自分を否定する人間は悪だと思い込んでしまっているのです。
もし、そんな人に頼んでもいないのに、おせっかいを焼かれてしまったら、とりあえずお礼だけは言ってください。
それが無難ですし、お礼を言う事はとても大切な事です。
それに、人格障害を持っている場合は被害者意識も強いので、付き合うのが難しいのです。
おせっかいがひどすぎるのなら、距離を置くしかありません。
イライラしない
おせっかいをする人は、大抵は自己満足です。
自分が気分良くなりたいからやっているのです。
それが、人の迷惑になっているなんて考えていません。ですので、イライラしても疲れるだけです。
人に迷惑をかけているということを伝えても、自分を否定する人は全部悪だと思っているので、関係が悪化するだけです。
人のために働いていると思い込んで、自分に酔っているのです。勘違いしているのです。
そんな、つまらない人間を相手にしても疲れるだけです。イライラしても疲れるだけです。
もう放っておこう、くらいの気分でいてください。
関係が悪化しても気にしない
おせっかいがつらいのなら、思い切ってやめてほしい事を伝えてあげてください。
それで関係が悪化したとしても、気にしない方が楽です。
自分が我慢すればいいと思って、おせっかいに感謝しているふりをしていませんか?
自分を犠牲にしている時点で、そんな人間関係は、つらすぎるのではないでしょうか。
つらい事を続けていたとして、良い事なんてありません。
我慢ばかりしていたら、精神的に壊れてしまう事だってあるのです。
おせっかいな人との人間関係と自分の健康、どちらを大事にしたいか考えてみてください。
自己満足に付き合って体や心を壊すくらいなら、おせっかいな人との関係を壊してしまうか、別の形にしてしまった方がいいのです。
はっきり言うときは言う
あまりきつく言ってしまうと、猫の手も借りたいほど忙しい時に頼めなくなってしまうと思って、おせっかいをやめてほしい事を伝えられないでいませんか?
それなら、「今は必要ない」とはっきり言ってみてください。今という、限定をつけるのです。
もしくは、「必要になったら声を掛けます」など、前もって言っていればいいのです。
それに、おせっかいは自己満足です。
本当に迷惑な事をされた時は、はっきり言っても構わないのではないでしょうか。
悪気がなければ、何をやっても許されるわけではない事を教えるのも、必要な事ではないでしょうか。
おせっかいな人は、はっきりものを言えない、おとなしい人に近づいてくるのです。
ですので、はっきり言わなければいけない時は、迷わずはっきり言ってください。
言わなければ、ストレスが溜まるばかりです。
おとなしい人が、はっきり迷惑であると伝える事はとても大変な事ですが、言うべき時に言わないと、ずるずるつらくなるだけです。
冷静になる
おせっかいは、実は面倒見のいい人の特徴でもあるのです。
普段はとても有難いけど、それが行き過ぎて迷惑になっている人が、おせっかいな人といわれるのです。
ですので、おせっかいな事をされても冷静に言葉を選んで接してください。
普段の小さな親切は、とても有難くても、時と場合によっては大きなお世話になってしまう事なんてよくある事なのです。
この面倒見のいい人のしてしまうおせっかいには、自己満足がありません。
ですので、余計おせっかいを断ったり、迷惑だと言えない人は多いのではないでしょうか。
もしかしたら、おせっかいをされる要素が自分にあるのかもしれないと、冷静に振り返ってみてください。
相手の事も自分の事も、ちゃんと考えるために冷静になる事は、とても必要なのです。
無駄に怒らない
自己満足のおせっかいの被害にあっても、怒ったところで何も解決しません。
相手は自分の親切な行動に酔っているのですから、怒ったとしても反省しません。
ちょっと落ち込んでも、雑草のようにすぐに復活して、しつこくおせっかいをしてきます。
ですので、無駄な労力を使わないためにも、無駄に怒らないようにしてください。
しかし、怒っても仕方ないと諦めるのも、なんとなく悔しくありませんか?だから、いざとなれば怒ってください。
感情に流されないように、暴言を吐いたりしないように、冷静に怒ってください。
どんなに声が大きくても、おせっかいな人の耳にはなかなか入りません。
ですので、怒りの感情を無駄にしないように、相手の耳に入るように言葉を選んでください。
怒りの感情だって、大事な労力なのです。無駄にするだけ損です。
おせっかいな人を反面教師にする
どんな行動がおせっかいなのか、時と場合で違いますし、人それぞれです。
ですので、自分はおせっかいをしていないか考えるためにも、おせっかいな人を反面教師にしてください。
誰にとって何が親切なのか、何がやってはいけない行動なのか、観察してみてください。
おせっかいな行動を理解すれば、自分はその行動をしないように出来ます。
自分が、人に親切や価値観を押し付けていないか考える機会だと思ってみてください。
自分を見つめ直す機会が、たまたま巡って来ただけだと思えばいいのです。
ただ、嫌うのは簡単ですが、嫌うだけでなく自分を成長させる糧にしてみてはどうでしょうか。
いかがでしたか?
おせっかいな人と付き合う7つの心得、役に立ちそうなものはあるでしょうか。
おせっかいのほとんどは、自己満足なので注意しにくい事ではありますが、7つの心得のうち、1つでも心得になる事があるはずです。
おせっかいな人に限らず、この7つの心得は苦手な人との人間関係にも使えるものです。
この7つの心得を、頭の隅にでも覚えていて損する事はありません。
人を変えるには、まず自分が変わらなければいけません。
おとなしくてはっきり言えない自分を変えないと、おせっかいな人からのストレスは回避できません。
たまには、はっきりビシッと意見を言ってもいいのです。しかし、お礼を言う事も忘れてはいけません。
おせっかいだったからと言って、お礼を言わない人になってしまうと、本当に感謝すべき時にお礼が言えなくなってしまいます。
悪い方向に変わってしまわないように自分を改善させ、成長させていってください。
まとめ
おせっかいな人と付き合う、7つの心得
- お礼は言う
- イライラしない
- 関係が悪化しても気にしない
- はっきり言うときは言う
- 冷静になる
- 無駄に怒らない
- おせっかいな人を反面教師にする
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