あの人の名前、なんだっけ?今日、買い物を頼まれたけど何を買うんだっけ?
せっかく買い忘れがないようにメモをしたのに、メモ自体を忘れた!!そんな経験ありませんか?
物を覚える能力は、20歳でも80歳でも変わらないそうです。
しかし、覚えた物を思い出す能力が、年齢と共に下がってくるのです。
物覚えが悪いわけではないというのが意外ですが、この思い出す能力も日々の生活で鍛える事が出来ます。
最近、物忘れが激しいけど、簡単な物忘れ予防10の方法
海馬を刺激するトレーニング
思い出すという事は、記憶をしっかりと定着させる事が出来ます。
昔の出来事を思い出す事で、海馬が活発に働き、脳神経を結び付ける「シナプス」が増えて、情報を伝達しやすくなるのです。
昔の事を繰り返して思い出していると、海馬からの信号で、その記憶に関わる「シナプス」の量が増え、「シナプス」の結び付きも、一本一本強くなっていきます。
まずは、物忘れ予防に効果的な、この海馬を刺激するトレーニングについて書いていきたいと思います。
アルバムを見る
子供の頃などの昔の写真など、古いアルバムを押し入れの奥から出してきて、めくってみましょう。
写真に一緒に写っている人の名前は、なんですか?関係性は?
その場面の状況や背景から、どの時期に撮られた写真でしょうか?
その時、あなたはどんな暮らしをしていましたか?
当時、どんな話題で盛り上がっていましたか?
当時の流行は?
色々と思い出してみましょう。
懐メロをカラオケで歌う
人にはそれぞれ色々な思い出が甦ってくる、懐かしの曲というものがあるものです。
その曲を聴いていた時の、自分自身の事。
どう感じ、学校での生活や片思い・両想い・失恋など、その曲が当時の甘酸っぱい思い出を甦らせてくれるでしょう。
さまざまな情景を思い出すことにより、海馬を刺激させます。
思い出の地を訪れてみる
生まれ育った土地など、思い出がたくさんある土地を訪れると、当時の記憶を鮮明に思い出す事が出来ます。
子供の頃から、あまりに時間が経過してしまい、風景がガラリと変わっている場合もあるでしょうが、良く見れば所々に記憶の断片が残っていると思います。
そこから色々な記憶が蘇って、懐かしさに浸ってみるのもいいかもしれません。
出来れば思い出す記憶は、一緒にお菓子を買いに行ったとか、川に入って魚を取ったなど、楽しい思い出でが蘇る場所を選択しましょう。
においを嗅ぐ
嗅覚は、一番記憶に直結していると言われています。
一度覚えたにおいは、その情景とセットで、しっかり記憶に定着されます。
そして、同じにおいを嗅ぐと、セットにされた記憶も鮮明に呼び起こされる事になるのです。
昔の手帳や日記を読み返してみる
手帳や日記などを付けている人は、昨日、一週間、半月前、一か月前、半年前、一年前と、徐々に遡って読んでみましょう。
すっかり忘れていた感情など、思い出す事が出来るでしょう。
新しい刺激
物忘れを防ぐ方法の1つとして、大切な事が「新しい刺激」です。
同じ事の繰り返しでは、脳は活発に動く機会が少なくなってしまいます。
次は「新しい刺激」について、書いていきたいと思います。
絵を描いてみる
上手い下手は関係なく、まず書く物と紙を用意して、絵を描いてみましょう。
題材はなんでもOKです、イメージを頭に描く事。
これは、右脳を刺激し、左脳ばかりを使いがちな現代人にとって休息にもなります。
上手く描こうとすると、逆に理屈っぱくなってしまうので、子供の頃に描いたように自由に描いてみて下さい。
利き手の反対の手を使う
これは、普段と違う違和感が脳を刺激する事になります。
利き手の反対の手で箸を持って食事をしたり、携帯電話の操作も反対の手で行ったり、普段の生活で脳を刺激するトレーニングは十分に出来ます。
いままでと違うジャンルの本を読む
脳を活性化させるには、今までに経験した事がない経験をする事が1番効果的です。
今まで読んだ事のあるジャンル以外の本を読む事で、今までとは違う視野と知識・新たな発見があり、脳は活性化していきます。
様々な分野の本を読む習慣をつける事が、脳を活性化させるのに最適なのです。
美味しいものを食べる
美味しいものを食べると、幸せな気分になります。
それは、脳内物質のドーパミンが分泌されるからです。
美味しいものを食べるという事は、視覚・嗅覚・味覚など様々な感覚を使う事になるので、脳がかなり刺激されるのです。
美味しいものを食べて、脳が活性化されるのは、なんだかお得な感じがします。
いかがでしたか?
物忘れを防止するには、脳を活発にすること。
新しい刺激を与える事が大事です。
出来るだけ避けたいのが、「慣れ」。
慣れによる刺激の無い状態が、脳を衰えさせてしまいます。
日常生活で、色々と工夫して物忘れを減らしていけるといいですね。
まとめ
最近、物忘れが激しいけど、簡単な物忘れの予防方法
- 海馬を刺激するトレーニング
- アルバムを見る
- 懐メロをカラオケで歌う
- 思い出の地を訪れてみる
- においを嗅ぐ
- 昔の手帳や日記を読み返してみる
- 新しい刺激
- 絵を描いてみる
- 利き手の反対の手を使う
- いままでと違うジャンルの本を読む
- 美味しいものを食べる
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