みなさん時々、人間関係めんどくさいなぁ~って、思う事ありますか?
漢字の「人」が表しているように、人として生きていく以上は、「人が支え合い・関わる」という事は定めなのです。
周りを見回してみて下さい!いつも人間関係が良好な人と、そうでない人がいますよね?両者の差は、何が原因で起こっているのでしょうか?
本日は、良好な人間関係を築ける考え方、心の持ち方のヒントを含んだ、発想の転換方法をみなさんにお伝えしていきます。
今、人間関係めんどくさい!と思っている方の、一助になれば幸いです。
人間関係がめんどくさいな~と思った時に、ちょっと考え方を変えてみたい5つの事
めんどくさいを取り除くために、まずめんどくさいの原因を考えてみる
初めにみなさんに、一つ質問です。めんどくさいという言葉、どんな時に使いますか?
また、この言葉を使う時に、どんな感情・結果を想定して言うのでしょうか?答えは、人それぞれだとは思いますが、少なくとも肯定的ではなく、否定的な感情・結果を想定して使う言葉ではないでしょうか?
人間関係で例えると、めんどくさいと思う人との間に、過去の体験で、「話が合わない・盛り上がらない」「雰囲気的に一緒に居たくない」などの、マイナスイメージが定着しており、自分の時間が無駄に使われるなどの、良くない結果の想定から、ついめんどくさいと言ってしまうのではないでしょうか?
子供であれば、その環境から逃げれば、問題は解決するのですが、大人はそうは行きませんよね?
ここは腰を据えて、自分に与えられた、自己成長のための宿題だと前向きに捉えて、まずは冷静になって、相手との間の何がめんどくさいと感じるのか?原因を追究する事から初めてみて下さい。
きっと、解決のヒントが隠れていると思います。
めんどくさいと思う相手に関心を持ってみる
多くの場合、人はめんどくさいと思う相手に常日頃、関心を持っていません。この関心の無さが、より両者の距離を遠ざけ、関係を悪化させているのです。
みなさん、こんな経験ありませんか?特に、女性の方には共感してもらえると思うのですが、髪型を変えた次の日、職場に出社して、その事に気付いてもらえた時、嬉しいと感じた経験、誰でも一度や二度ありますよね?
仲の良い上司・同僚から言われれば勿論の事、そんなに親しくない人から言われても案外、嬉しいものなんです!
人は、みんな自分に関心を持って、接してくれる人に好意を抱くようです。
人間関係で悩みを抱えているみなさん、一度意識して、相手に関心を持ってみませんか?
以外と今まで気付かなかった、相手の良い所を発見し、ご自身の中の相手に対するイメージが、良い方向に変化する第一歩になるかもしれませんよ!
何気ない、日々の一言コミュニケーションを継続することから初めてみる
相手に関心を持ち、良い所に気付けるようになったら、勇気を出して、言葉に出して、相手に伝えてみましょう!
最初は言う時間を決めて、一言声をかける方法が良いと思います。(例えば、職場の人間関係の場合は出勤時、その日、初めて顔を合わせたタイミングで気付いた事を一言、言うなど)
ここで一つ、大切な事をお伝えします。初めから、相手の良い反応を期待しないで下さい!
みなさんの中には、過去にこの方法を試したが、相手の反応が無く断念した、という方もいらっしゃると思います。
相手の立場になるとおわかりだと思いますが、ご自身がめんどくさいと思っているという事は、同様の思いを、相手もあなたに抱いているケースが大半です!
そんな相手から、いきなり手のひらを返したように、毎朝声をかけられたら、あなたならどう思いますか?戸惑って、どのように反応して良いか、わからない状況になると思います。
だから、初めは反応がなくても良いのです!相手が一言でも「えっ」「あっ」など、言葉を発してくれたなら、それで充分なのです。
後は、継続してゆけば、時間が解決に導いてくれるでしょう。
相手のフィールドに合わせて言動してみる
相手に一言、声をかけて、相手から一言が返ってくるようになって、しばらくしたら今度は、相手の興味がありそうな話題をきっかけに、短い会話をしてみましょう!
ポイントは、自分の得意分野ではなく、あえて相手のフィールドに入り、相手にたくさん話してもらい、自分は聞き役に徹する事が大切です。
相手は自分の得意分野だから、話が弾み易いし、聞き役に重きを置く事で、「受け入れてもらえている」という、相手の承認欲求を満たす事が出来るのです。
すると、自然と相手も自分に関心を持って、話を聞いてくれるようになります。
正に、「与えよさらば与えられん」なんです!是非みなさんも、自分が先に変わる事で、相手が変わるその喜びの一瞬を体感してみませんか?
自分のことを素直に話してみる
最後に、めんどくさいなぁと思っていた相手と、人として最も大切な、信頼関係を築く方法をお伝えします!
その方法とは、まず自ら良い事も勿論ですが、悪い事や過去の失敗談など、「負の部分」を包み隠さず、素直に・本音で話す事です。
人は、悪い事や失敗談などを、相手に素直に話されると、無条件で自分を受け入れようとしてくれているという、「オープンマインド」を感じると共に、親近感を覚えるようです。
最初は、ご自身の失敗談などを話す事に、抵抗がある方もいらっしゃるとは思いますが、勇気を出して実行してみて下さい!
きっと、ご自分の負の部分の素直な情報開示を、恥ずかしいと思っていた事が、誰かのお役に立つこともあるんだ!という、気付きに変わり、充実感で満たされると思います。
失敗するから、人の痛みがわかる。自己開示をするから、相手とも素直な良い人間関係が築ける、そんな素敵な関係を目指して邁進していきましょう!
まとめ
人間関係 めんどくさいと思ったときの5つの発想転換方法
- めんどくさいを取り除くために、まずめんどくさいの原因を考えてみる
- めんどくさいと思う相手に関心を持ってみる
- 何気ない、日々の一言コミュニケーションを継続することから初めてみる
- 相手のフィールドに合わせて言動してみる
- 自分のことを素直に話してみる
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