ポジティブシンキング・プラス思考の人って、いつ見ても前向きで明るく素敵ですよね?世の中には自己啓発本も数多く出版され、みなさんの中にはその方法を実践された方もいらっしゃると思います。その後変化は見られましたか?
読んだ直後はよし!と思って一時的にはやってみるものの、長続きせず、「やっぱり自分はだめだ」と諦めた方も多いのではないでしょうか?そんなみなさんに、前向きな言葉を自分にかけて、毎日を充実させる5つのポイントをお伝えします。
過去にポジティブシンキング・プラス思考を取り入れようとしたけれどもうまくいかなかった、みなさんへ参考になる内容ですので、ご自身に取り入れ、ご活用いただければ幸いです。
前向きな言葉を自分にかけて、毎日を充実させる5つのポイント
自分にかけると嬉しいと感じる前向きな言葉の内容を知る
はじめに、人は行動心理学的に4つの行動タイプに分類されるというDiSC理論(1920年代に心理学者ウィリアム・M・マーストン博士提唱)を元に、自分の行動タイプ(D・i・S・C)を確認します。今回は例として仕事をテーマにした、行動タイプごとの特徴と自分にかけると嬉しいと感じる「前向きな言葉の内容」の一部をご紹介します。
Dタイプの人は
主導型で、自己評価が高く、成果を求める傾向があります。前向きな言葉の内容「自分はいつも責任を果たしている」「リーダーシップを発揮してがんばっている」
iタイプの人は
感化型で、楽観的で人を楽しませることが好きな傾向があります。前向きな言葉の内容「こんなことやったらおもしろいかも」「なんとかなるさ」
Sタイプの人は
安定型で、協力的で人のお役に立つことが好きな傾向があります。前向きな言葉の内容「毎日仕事をさせて頂くことに感謝します」「失敗しても大丈夫」
Cタイプの人は
慎重型で、緻密さと質を求める傾向があります。前向きな言葉の内容「コツコツ頑張ろう」「いつも計画通り確実に仕事を実行しよう」
前向きな言葉を自分にかけるタイミングと方法を知る
1日の中でも前向きな言葉を自分にかけるのに、最も効果的なタイミングがあるのをご存知でしょうか?そのタイミングとは体も心も最もリラックス状態になる、起床時・入浴時・就寝前の1日3回です。このタイミングで、ゆっくり鼻から息を吸いながら前向きな言葉を自分にかけると最も効果的だと言われています。
意識付けの効果的な方法を知る
継続することの難しさをみなさんも日々感じていると思います。何かを始めるときに、すぐには結果が出ずそのうち諦めて、いつの間にかやめてしまうというのが続かない典型的なパターンです。そこで始めたことを継続し、成果に結び付ける効果的な方法をご紹介します。人の五感で意識する。特に聴覚と視覚は重要です。聴覚を活用するには、ご自分でタイミングを決めて前向きな言葉を声に出して言うことです。視覚を活用するには、事前に携帯やPC・紙のメモ帳に前向きな言葉を書いておき、ご自分でタイミングを決めて読み返すこと。その時に聴覚も利用し、声にも出して言うと効果倍増です。
PDCAサイクルに従って実践してみる
まず始めにどんな前向きな言葉をいつ、どんな方法で自分にかけるのか?の計画(Plan)を立てます。次に実際に実行(Do)してみます。(最初は計画通りにやってみましょう!)実行(Do)結果を点検(Check)します。(どこがうまくいって、どこがうまく行かなかったのか?)点検結果を元に、うまく行かなかった所を改善(Act)し、再度PDCAサイクルに従って実践する。
効果が出るまであきらめず・繰り返し・継続して実践する
1~4を効果が現れるまで、繰り返し・継続して実践することです。1回でうまく人は世の中広しと言えども、ほとんどいないものです。本田技研工業株式会社の創業者である本田宗一郎さんも「成功は99パーセントの失敗に支えられた1パーセントだ」と言っておられます。大切なのは、点検(Check)でうまく行かなかったときに、いかに次の改善(Act)を考え、うまく行くまであきらめずに粘り強く・繰り返し・やり続けられるかです。最後は「絶対にうまく行く!」という強い思いを持ち続けられるかどうかにかかっているとも言えます。
最終的に毎日を充実させることが出来るか否かは、自分で自身を認めるという自己肯定感が高いか低いかに依存します。自己肯定感が低い人は、自分で自信の存在価値を認められないので、自分にかける言葉も後ろ向きなものになります。しかしいきなり、自己肯定感が低い人に内面を変えて自己肯定感を高めてと言われても無理があります。内面をいきなり変えるよりも、行動(外面)を変えた方が内面にも良い影響を及ぼすのです。自身の自己肯定感を高めるためにも、前向きな言葉を自分にかけ続け、自信を得ると共に自己肯定感を高め、毎日を充実させましょう。
まとめ
前向きな言葉を自分にかけて、毎日を充実させる5つのポイント
- 自分にかけると嬉しいと感じる「前向きな言葉の内容」を知る
- 前向きな言葉を自分にかけるタイミングと方法を知る
- 意識付けの効果的な方法を知る
- PDCAサイクルに従って実践してみる
- 効果が出るまであきらめず・繰り返し・継続して実践する
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