最近なんだか人生がつまらない。何か無気力で何に対してもやる気が出ない。
そう思った事、みなさんも一度や二度あるでしょう。
人間は、成長過程で思春期を迎えると、自我(自己の確立)が芽生え、自分の意思決定の元に物事を判断し、前に進めようとし始めます。
思春期以降、自己の確立が進むにつれ、より現実的に物事の実現性の可否を考えるようになり、周りの人や過去の自分との比較も判断材料のひとつに取り入れるようになります。
本来、私達の存在は唯一無二ですから、比較するという事に普遍的な価値はないのですが、人は皆、自分の存在感を周りに認めてもらいたいという承認欲求があるので、無意識の内につい比較してしまい、時に劣等感を味わい、その状態が続くと、
人生つまらないと思ってしまうのです。
ではどのように日々を過ごせば、つまらない人生を好転させられるのか?
本日は「人生つまらないと思ったとき気分を上げる7つの方法」をご紹介します。
人生つまらないと思ったとき気分を上げる7つの方法
欠けている所ではなく満たされている所に焦点を変えてみる
人生つまらないと思っているときは、その一点のみに焦点が当たっているため、周りが見えていないことが多いようです。人は欠けている所が気になる生き物ですが、それは極一部分に過ぎず、実際大部分は満たされているという事に気付いていないだけなのです。
是非一度虫の目を鳥の目にして冷静に現状を見つめ直してみて下さい。例えばてんとう虫であれば、一本の木は巨木で向こう側は見えませんが、鳥ならば木全体はもちろんのこと、上空の青空まで見渡すことができます。
マクロ視点に変えて物事を見直せば、人生つまらないと思う問題の本質と、解決のヒントが見つかるのではないでしょうか?
前向きな言葉を自分にかける
一般に言葉の刷り込み効果と言いますが、普段ネガティブな言葉を使う人は、不思議とその言葉通りの環境が目の前に展開されます。「言う」という行為は、その言葉を自分の耳で聞き、聞いた言葉を脳が判断し実行に移す、つまり自分自身に指示・命令を出している行為に当たります。
また脳ではポジティブな言葉に対しては、意欲を増すホルモン「ドーパミン」が分泌され、逆にネガティブな言葉に対しては、脳を元気にする物質である「セロトニン」が減少するということがわかっています。
意識的にポジティブな言葉を自身にかけることで、つまらない人生を打破する糸口になるのではないでしょうか?
身近な人に相談する
ひとりで悩みごとを抱え続けていると、どんどん気分が落ち込んでいきます。そうなる前に早めに家族や親友などに相談してみましょう。
自分のことを話すことにより、なぜ人生つまらないと思っているのか?という問いに対する、自分の本当の気持ちに気付け、整理ができ、落ち着き、自分は一人ではないという安心感が得られます。(※特に過去の自分を知っている間柄の人への相談がおススメです。)
冷静になると今まで見えなかったものが見えてきて、少しづつ前向きに考えられるようになり、継続サポートしてもらうことにより、勇気をもらい人生つまらないから人生を楽しくするには?発想の転換が進むのではないでしょうか?
新たな移動手段を確保する
人生つまらないと思ってる時(停滞期)は、行動範囲が狭く、また自宅に引きこもりがちです。毎日同じことを繰り返して生活している人は、マンネリに陥り易く現状を憂う傾向にあるようです。マンネリ・停滞期を打破するには、行動範囲を広げることが重要です。自転車・バイク・車など行動範囲を広げられるアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか?
おススメは図書館やCDショップに出かけ、一日中読書・音楽三昧。本からは新しい発見・気付き・価値観を得られますし、音楽からは感性への良い刺激、五感のリフレッシュ、好きなアーティストや曲の発見による新たな趣味の発掘・ストレス解消方法の確立にもつながります。さらに自転車・バイクは走行中の心地良い風による爽快感も味わえます。
まず先に良い気分にしてから、つまらない人生を変える方法を考えてみてはいかがでしょうか?
子供の頃好きだったことをやってみる
物事が上手く行かない(人生つまらないと思ってる)時は、雰囲気が暗く、周りの人も近寄りがたい状況です。そんな状態を長く続ければ続ける程、人は離れて行き、ますます脱出困難な状況に陥り易いものです。
そんな時は、童心に戻ってみましょう!ご自身が子供の頃、大好きだった遊びや行動をひとときの間、大人のしがらみを全て捨て去り、ただ夢中でやってみて下さい!懐かしさと昔の良き思い出がフラッシュバックしてきて、何とも表現のできない穏やかな気持ちになり、心が落ち着き、癒されます。
十二分に心が満たされたら、またここから一歩前に踏み出す勇気が自然と湧いてくるのではないでしょうか?
人のお役に立つ活動をする
人生つまらないと思ってる時は、意識が自分に過剰に集中する傾向にあるようです。この状態は迷路に迷い込んでいる状況下にあります。
そこで意識を外に向ける方法として、ボランティア活動などを通じて「人のお役に立つ」行動をしてみましょう!活動中は集中すればするほど、自分が無の状態(無我)でただひたすら相手のためにという思いのみで没頭でき、終了後に周りの人から感謝され、感動され、いろんな感想・気付きを頂き、こんな自分でも誰かのお役に立てるんだ!という満足感とすがすがしさを得ることができ、自信が持て、前に進む活力が湧いてきます。
この活力が原動力となり、ご自身が良い方向に変わって行けるのではないでしょうか?
目標を持つ
つまらない人生だと振り返っている時は、目標を見失っている時だと言い換えることができます。目標・進むべき道が明確な人は、パワフルで行動力もありイキイキして見えます。ここでひとつ大切なことをお伝えします。停滞期に目標を立てる時は、極々簡単な内容をおススメします!
例えば「1日5分本を読む」ではなく「読みたい本を鞄の中に入れる」(読まなくても良い!)程度の内容にして下さい。
人のDNAの中に生命を維持するために「無意識に変化を嫌い現状維持をしようとする内容」がプログラミングされているからです。大昔狩猟で生活を立てている時代に、いつもと違う時間に違う行動をするという行為は、外敵に襲われ命を落とす危険にさらされるためご法度でした。これが正に「変わりたくてもそう簡単には変われない」という人の性(さが)なのです。
いかがでしたか?
まずは極々簡単な内容の目標を立て、それを積み重ね、時間をかけてじっくりとご自分の気分・モチベーションを上げて行きませんか?
まとめ
人生つまらないと思ったとき気分を上げる7つの方法
- 欠けている所ではなく満たされている所に焦点を変えてみる
- 前向きな言葉を自分にかける
- 身近な人に相談する
- 新たな移動手段を確保する
- 子供の頃好きだったことをやってみる
- 人のお役に立つ活動をする
- 目標を持つ
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