何事も一生懸命に取り組む人は、つまずきやすいのです。
適当にやっている人は、大して結果を期待をしないので、結果が出なくてもつまずく事はないのです。
一生懸命にやる事自体は必要なのですが、大きな結果を期待してしまうと、つまずきの原因になるので、つまずくとなげやりになりやすくなります。
物事というのは、自分が期待した通りになるとは限らないので、「こうやれば、こうなる」と、結論づける事は出来ないのです。
ここでは、つまずかない方法とつまずいた場合の考え方をお伝えします。
つまずくと、なげやりになってしまう自分、ならない5つの方法
最初から一気にやらない
新しいことを始めると、最初は嬉しくて、ワクワクしているので、最初から一気にやろうとしてしまいます。
最初から、長い時間をかけて一気にやろうとすると、毎日続けることが出来なくなるので、つまずきの原因になってしまうのです。
たとえば、英語を勉強しようとして、新しい教材を購入したとき、最初は嬉しくてワクワクしているので、続けられると思っているのですが、最初から1時間、2時間と長時間の勉強をしてしまうと、3日も続かないのです。
始めた時は一気にやらないで、5分、10分から始めて、習慣になってから、時間を増やしていくようにしてください。
最初から習慣になる前に、一気にやってしまうと、つまずきの原因になりますので、つまずかないためにも、嬉しい気持ちを敢えて抑えて取り組むようにしてください。
完璧主義を手放す
つまずく人は、何事も真面目に一生懸命にやるので、つい完璧を求めてしまうのです。そして、自分に対しても、他の人に対しても厳しいのです。
全てのことを、完璧に出来る人は誰もいません。100点満点を目指すのではなく、78点を目指すようにしてください。つまり、手を抜くときは、手を抜くということが必要なのです。
出来ることを一生懸命にやりながら、「完璧でなくてもいいんだ」という許可を、自分に出してあげてください。
完璧主義を手放して、楽な気持ちで物事を取り組むようにしてみてください。
一旦、停止してみる
つまずいて、なげやりになりそうなとき、あるいはなってしまったときは、一旦、一時停止をしてみてください。
一度、立ち止まってみることで、物事を冷静にみることが出来るようになります。
そして、目的観を考えてみるのです。「そもそも何のためにやっているのか」ということを、考えるだけでいいので、考えてみてください。
一時停止をすることで、物事を冷静に見ることが出来るので、つまずいた原因、なげやりになった原因を、自分なりに分析することが出来るようになります。
自分なりに、分析することが出来るようになってから、再開するようにしてください。
そうすると、同じことをやっていても、気持ちの面で取り組み方が変わってくるので、つまずいたこと、なげやりになったことを改善することが、出来るようになります。
今できることだけをみる
つまずいたとき、なげやりになったときは、気持ちの面で乗らないのですが、その中で、出来ることだけを、みるようにしてみてください。
ごくわずかなことでもいいし、やってもやらなかったとしても、何の変化もないようなことでもいいので、今出来ることだけをみて、出来ることをやってみてください。
ごく小さなことでも、続けてやっていれば、最低限のつなぎは出来ているので、大きく挫折してはいないのです。
場合によっては、ある期間、そのような状況が続いていてもいいので、最低限のことだけをやるようにしてみてください。
つまずく許可を出す
つまずく、なげやりになるというのは、良い印象ではないので、「ダメな自分」という、レッテルを貼りたくなってしまいます。
誰でもつまずくこと、なげやりになることはあります。とくに、上手くいかないことが続いたりすると、段々卑屈になってしまいます。
つまずくこと、なげやりになることは悪いことではないのです。人は、そんなには強くないので、弱い自分に許可を出すようにしてください。
つまずいても、なげやりになってもいいのです。ただ、同じことを再開出来るようになっていければ、そこから新たな見方が出来るようになるので、再出発することが出来るようになります。
いかがでしたか?
誰でもつまずくこと、なげやりになることは避けたいのですが、人には感情があるので、現象や出来事や環境に左右されやすいのです。
つまずくこと、なげやりになること自体が問題なのではなくて、その後にどのような行動をするかなのです。
必要最低限のことだけでも続けるか、一旦、停止をしてみて再開するかは人それぞれですが、いくらつまずいても、なげやりになっても、その後の行動次第で、つまずいたことを活かすことも出来るようになるのです。
まとめ
つまずくと、なげやりになってしまう自分、ならない5つの方法
- 最初から一気にやらない
- 完璧主義を手放す
- 一旦、停止してみる
- 今できることだけをみる
- つまずく許可を出す
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