おっちょこちょいな性格は、軽い程度なら保護欲が出て、まわりが守ってあげたい!と、長所になる場合もありますが、本人は直したいと思っている人が多いと思います。
なんで、そんなミスをするのか、良く分からないところでミスをしたり、慌てて対応が遅れたり、おっちょこちょいな人には、ある特徴があるようです。
特徴を見極めて、その点を少し意識するだけでも改善するのではないでしょうか?今回は、おっちょこちょいを直す方法を書いていきたいと思います。
おっちょこちょいを直す、5つの心得
集中力を上げる
おっちょこちょいな人の特徴として、集中力のなさが挙げられます。集中力がない人は、歩いている時などに、その傾向が強く現れると思います。
ぼーっとしていることが多いので、良くつまずいたり物を落としたりします。又は、周囲に気を配ることもないので、人や買い物などでは、カートにぶつかったりします。
こういう人が、歩きながらのスマホやヘッドフォンで音楽を聴きながら歩くと、一層注意力が散漫になるので、やめたほうがいいでしょう。
集中力がない理由としては、「他の事に意識が向いている」「コツがつかめていない」「興味がない」、などが挙げられます。
おっちょこちょいな人はまず、目の前の物(仕事)だけを考えるようにしましょう。そして、コツをつかむことが苦手なので、コツを色んな人に聞くことも大事になってきます。
そして集中力というのは、理解・納得した事、興味を持っているものに意識は向くので、興味を持つように、その物事の楽しい面などを探すようにすると集中力がUPします。
人の話を最後まで聞く
聞いているようで聞いていないのが、おっちょこちょいな人の特徴です。
全く悪気はなく、人の話を無視しているつもりはないのですが、集中力が続かなかったり、概要だけ聞いて、勝手に自分の中で結論づけて、理解したつもりになってしまったりして、最後まで話を聞かない状態になってしまうのです。
その結果、概要だけしか聞いてなくてわかっていなかった。聞いていたと思ったら聞いていなかった。など、大事なポイントを聞き逃して、ミスをする確率が上がるのです。
また、人の話を最後まで聞かないことで、無礼だと思われるでしょうし、本当に理解したのか、不安と理解力がない様に勘違いされるということがあります。
対策としては、話を聞くときはメモを取ることをお勧めします。とりあえず、話していることは全部書き出すようにしましょう。
自分が聞いて、思っていた重要な部分と話している側の重要な部分が、かみ合わないこともあります。メモを取って、箇条書きにまとめて確認を取る作業をすれば、すれ違いや勘違いを防ぐことができます。
忘れっぽいことを意識して対策を立てる
おっちょこちょいな人は忘れっぽいのも特徴です。
お願いされていた仕事を忘れていたとか、友達と会う約束を当日の朝、友人からの電話がかかって来るまで忘れていた、といった具合です。
こういった人は、小さい頃から忘れ物が多いと言われたり、両親や学校の先生に叱られたりと、自分でも自覚がある場合が多いと思います。
忘れっぽいと、どうしても周囲との信頼関係が薄くなってしまいます。
対策としては、上に挙げたようにメモを取ること。そして忘れないように、わかるところに貼っておくなどすることが大事です。
スマホのスケジュール機能やアラーム機能を使って、忘れない工夫をすることも大事になってくると思います。
パニックになりそうな時は深呼吸
いつも1人で、忙しそうにしていませんか?仕事の優先順位をつけずに手を付けていった結果、〆切に追われるなんてことありませんか?
パニックになりやすい人は、少しのミスを気にして、その後仕事などへの集中力が途切れ、そのミスや、周りの反応ばかり気にして、またミスを繰り返すことが多いように思います。
集中力のところでも書きましたが、まず目の前のことだけ考えましょう。パニックになりやすい人は、一度に覚えたり、何かを行ったりと、結構せっかちな人が多いのかもしれません。
すぐに結果を出したいとか、〆切が近く、時間に追われてるなど、そういう焦りでパニックになってしまうのです。
ミスを少なくするには、心の余裕が大事です。パニックになりそうだと思ったら、まず深呼吸して肩の力を抜きましょう。
その後、何から手をつけるか?どうしたらミスを減らせるか?など、具体的な対策を考えましょう。
自己評価を高める
おっちょこちょいな人は、何かをきっかけに、おっちょこちょいになったのではなく、いつも、または小さい頃から、その性格を指摘され、しかられたりすることが多いと思います。
その為、自分でも気を付けているのに、「またやってしまった」「また言われた」と、自己嫌悪に陥りやすく、いつまでもそのミスを引きずったり、周りからの評価を異様に気にしたりします。
自分の性格を理解しているからこそ、同じ間違いを繰り返さないように、気を引き締めているはずなのに、ふと気を抜いた瞬間や集中力が切れた瞬間などに、タイミング悪くミスが続く、なんてことになってしまい自分を責めてしまうのです。
「おっちょこちょい」というものは、また1つの個性なのですが、仕事上ではやはりミスはミスなので、周囲に迷惑をかけると自己評価はとても低くなります。
自己評価を高めるには、ミスはミスとして受け入れ対策を立てることと、その日、自分が出来たことも、ちゃんと認め、褒めてあげることが大切だと思います。
ミスばかりじゃなかったはずです。小さなことでも、自分が達成出来たことを、自分がちゃんと認めてあげることで、自己評価が高まり、自信がついて、結果ミスが減ることになるのです。
いかがでしたか?
おっちょこちょいは1つの個性です。完璧にこなせる人ばかりでは、息が詰まってしまいます。
ちょっとしたミスは、笑いにすることもできます。そうしたら、場の雰囲気が和むと思いませんか?
短所の部分ばかりにフォーカスして落ち込むより、対策を立てつつ、おっちょこちょいの長所を探してみませんか?
まとめ
おっちょこちょいを直す、5つの心得
- 集中力を上げる
- 人の話を最後まで聞く
- 忘れっぽいことを意識して対策を立てる
- パニックになりそうな時は深呼吸
- 自己評価を高める
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