あの子が振り向いてくれたら。もっとお金があったら。あれが欲しいのに、どうして手にはいらないの?
誰もが一度は、思った事があるでしょう。
お金が欲しい→どうしたら稼げるかな?と、考えらるような状態なら、問題ないと思います。
しかし、なんでないんだ!!!と、苛立ちや嫉妬などに、心が支配されて苦しくなる。
物でも、人でも、恋愛でも執着してしまうと、物事はうまくいかなくなるものです。
自分を苦しませるような執着心は一旦捨てて、周りを見てみませんか?
執着心をすてるには、5つの方法
対象の価値を冷静に客観視してみる
多くの人が色んな物や人に、執着して悩み苦しみ、でも捨てることもできない。そんな堂々巡りをしています。そこから抜け出すには、一旦その物・人を客観視してみることです。なぜその物が欲しいのか?その物に執着するのか?なぜその人にこだわるのか?
執着心というものの特性として、一度その対象に心を奪われてしまうと、それだけに視点がクローズアップされて、心の中でどんどん膨らんでしまうことです。そのため、実際の物(人)よりも、自分にとって大事な存在に感じるようになり、どんどん執着することになってしまうのです。
その執着を一度リセットするため冷静に考える必要があります。冷静にその物(人)のことを考えてみましょう。一旦冷静になって考えてみると、自分が思っていたほどの価値がないことに気付くのです。それがわかれば、心の中の対象の存在が小さくなり、実際の物(人)の大きさへともどっているでしょう。
執着の苦しみと正面から向き合ってみる
自分の心そのものと、正面から向き合ってみましょう。それはかなり勇気がいることかもしれません。一度、「執着する自分」をじっくり観察してみると、執着しているものが本当に、自分が欲しいと思ったものなのかどうか?世間がいいといわれる物に、流されているのではないか?本当に自分が欲しているものは何か?色々なことが頭をかすめると思います。
本当に自分が望んだものではない物に、執着していることの苦しさや、振り回されている自分の愚かさや、執着する自分の醜さが目の前に現れます。正面から向き合うのはしんどいし辛い部分ですが、ここを乗り切れば執着心を捨てる決心がつくのではないでしょうか。
対象を紙に書いて廃棄する
これは上記2つと違い、実践的な内容になりますが、執着している物(人)を大きな紙に大きく書いて、それを机などに貼ってじっくり見てみましょう。どんな感情が浮かんできましたか?
浮かんできた感情をそのまま受け止め、「私にはもう関係ない。さようなら」と大きな声で言った後破り捨てましょう。幼稚なおまじないのように感じるかもしれませんが、これは一種の自己暗示です。執着して苦しい事柄に試してみてはいかがでしょうか。
1つのことにこだわらず、深入りしない
1つの事に深入りすると、他の物や人の助言など、目に入らなくなるほど視野が狭くなります。深入りしない程度に留めておく。留めておけないのならば、代わりの物を見つけておきましょう。
好きなものが買えない。けれど、それ以外にも素敵なものはたくさんあります。しかし、それ以外の物を買ってそれで満足するように気持ちを持って行くのは難しいものだと思います。
しかし、1つの事に執着して苦しい思いをするのが嫌だという気持ちがあるのならば、他のもので満足する、という経験をたくさんしましょう。こだわり過ぎないようにすることは、心を自由にすることになると思います。
自分の時間を大切にする
特に恋愛に関して言えることですが、執着している人の事ばかりを考えて、自分を顧みる時間を持つことがなくなってしまうことがあると思います。会えない時間までその人のことを考えて、自分のことを考える時間や自分を大事にすることをおざなりにしていませんか?
自分の好きなことはなんですか?やりたいことはなんですか?心の声に耳を傾けて、好きなことややりたい事に、時間を割いてみてはいかがでしょうか。執着して苦しい顔をしているよりきらきらと輝いた顔でいるほうが素敵な恋愛が出来ると思いませんか?
いかがでしたか?
執着心を捨てると言うと、なんだか世捨て人みたいな印象を浮かべるかもしれません。しかし、苦しくて仕方ないものならば、一旦離れてみるという方法はとても有効だと思います。執着してそのことしか頭にない状態では視界が狭くなってしまい、今目の前にある幸せに気づくことが出来ません。それってすごくもったいない事だと思います。
今は今しかありません。その時間を大事にすることが、人生をちゃんと生きるということになるのだと思います。執着心を捨てるということは、幸せは掴むものではなく気付くものだと、そう感じれるようになることではないでしょうか。
まとめ
執着心をすてるには、5つの方法
- 対象の価値を冷静に客観視してみる
- 執着の苦しみと正面から向き合ってみる
- 対象を紙に書いて廃棄する
- 1つのことにこだわらず、深入りしない
- 自分の時間を大切にする
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