めんどくさがりの性格を直す、5つの心得

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あなたは、日々の生活において、「めんどくさいなぁ~」と思う事が多い方ですか?

当てはまる!という方、なぜそう思うのか?考えた事ありますか?

一日は24時間、誰にでも平等に与えられているのに、何故そう感じる人と感じない人がいるのでしょうか?

面倒くさい事のために、多くの時間を費やし、自分ではまだ気づいていない、能力や才能を発揮できないまま、もったいない人生を送るのは、やるせないですよね?

そんなあなたのために、本日は、「めんどくさがりの性格を直す、5つの心得」をご紹介します。

ピン!ときた事は、ご自身に取り入れて、ご活用いただけると幸いです。

 

めんどくさがりの性格を直す、5つの心得

及第点(8割)で強制終了してみる

面倒くさがりの人は、だいたい完璧主義者なのです。

ひとつひとつの事に、こだわりすぎるが故に時間がかかり、他の予定や仕事にかける時間がなくなってしまうのです。

いくら、自己内の大事な価値観である「完璧」を目指しても、他人はあなたのこだわりを気にしていません。

であれば、無意味なこだわりを捨てたほうが、何かと楽でスムーズに生活する事が出来ると思いませんか?

完成度を求められる仕事の場合、「8割を超えたかどうか?」を、常に考える癖をつける事をおススメします。

「8割でいいの?」今あなたは、そう思わるでしょう?

大丈夫、あなた基準での8割は、他人から見れば、充分合格点に達しているのです。

まずは、物事を8割で強制終了してみるから事から始めてみませんか?

 

他人とは違う事を認めてみる

あなたの周りをよ~く見渡して見てください。

温和な人、怒りっぽい人など、性格は人それぞれですよね?

世の中には、「几帳面な人」「マメな人」もいて、面倒くさがり屋の私たちが「面倒くさい!」と思う事でも、嫌な顔ひとつせず、当たり前にこなしている人もいるのです。

まずその違いを認める事から始めましょう!

つまり、違い=間違いとして否定するのではなく、違い=違いとして素直に受け入れてみるという事なのです。

すると、自分は面倒くさがり屋だ!とはっきり意識するようになり、色々考えるようになります。

そして、自然と『面倒くさくならない方法』を創意工夫するようになります。

「几帳面な人」「マメな人」になる事が出来なくても、「面倒くさくならない方法」を考える事で、『面倒くさいなぁ~』という感情を減らす事は出来るのです。

まずは、違い=違いとして素直に受け入れ、『面倒くさくならない方法』を、創意工夫してみる事から始めてみませんか?

 

物を捨て、シンプルに生活してみる

めんどくさがり屋のあなたへ、シンプルで、物の少ない生活をしてみてはいかがでしょうか?

例えば、インテリアは真っ白、必要最低限のもの以外、すべて捨ててみるというのはいかがでしょうか?

めんどくさい、という事は言い換えると、考える事・やる事が多い過ぎるという事になります。

部屋が真っ白であれば、家具のコーディネートを考えずに済みます。

また、物が少ないという事は、余計な事を考えなくて済みます。

かつ、掃除をする時にも、物の移動が少なく、短時間で済みます。

最近は、テレビやテーブルさえも部屋に置かず、パソコンと携帯・布団・必要最低限の服のみで生活している若者も増えてきているといわれています。

物質的な豊かさに満ち溢れている、現代社会の価値基準と同じ価値観で判断しようとするので、あなたの「めんどくさい!」という気持ちは増幅するのです。

まずは、必要最低限のもの以外、すべて捨て、シンプルな生活をする事から始めてみませんか?

 

「NO」という勇気を持つ

めんどくさがり屋のあなたへ、友達や上司に頼まれたら、「NO」と言う勇気を持ちましょう!

日本人は「NO」と言うのが、とにかく苦手です。

とりあえず、「いいよ」「分かりました」と言ってしまいます。

しかし、ほとんどの頼まれ事は、最初に思ったよりも何倍も時間がかかるものです。

その結果、自分が本当にやりたい事が出来なくなってしまうのです。

もし、他に自分がやりたい事があれば、やりたい事を最優先にし、もしくは確実にやりたい事が出来ると、確信が出来る段階になるまで、頼まれ事は極力ことわる事を心がけましょう。

やりたい事が終わった後に、「この間の件ですが、今なら出来ますよ。どうしましょうか?」などと、こちらから聞くようにすれば、相手もそんなに嫌な気分はしないはずです。

現代は、SNSの普及により、広く・浅くコミュニケーションが行われ、同様の人間関係が広がりつつあります。

そんな広く・浅くの人間関係自体を減らす事で、根本的に面倒くさい事を減らす事が出来ます。

また人と会う時でも、基本は2人、多くても一度に3人までを意識してみましょう。

仕事でもプライベートでも、関わる人数が増えるほど、目に見えない面倒くさい事は増えていくので、出来る限り関わる人数を少なくする事も、面倒くさがり屋が気持ちよく生きていくポイントです。

まずは、頼まれたら、「NO」と言う勇気を持ち、かつ周りの人間関係を再整理する事から始めてみませんか?

 

習慣化してみる

よくよく考えてみると、日常生活の中で当たり前に行っている行為(タスク)にも、面倒くさい事はたくさんあります。

例えば、シャンプーの後、トリートメント・リンスも面倒くさいですし、スキンケアなどはもっと面倒くさい事です。

男性であれば、スーツに慣れていない新社会人の頃は、ネクタイを締めたり、スーツを着ることなんて、とても時間がかかり、超面倒くさいはずなのです。

ところが、面倒くさがり屋であっても、時間が経つにつれ、毎日髪や肌の手入れ、スーツを着る事に何の抵抗もなくなる人がほとんどなのです。

理由は単純で、「習慣になっているから」なのです。

であれば、何度もやらなければいけない面倒くさい事は、あえて習慣化する事を意識してみましょう!

例えば、インターネットでネクタイの簡単な結び方を調べ、マスターする事で、労力も時間も大幅に短縮が出来ます。

繰り返し発生する面倒くさい事は、3日間程度でも、ハマるほどやってみると習慣化されて、一気に面倒くささがなくなります。

まずは、目の前のめんどくさい事を習慣化してみる事から始めてみませんか?

 

いかがでしたか?

本日は、「めんどくさがりの性格を直す、5つの心得」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

私たちは、自分が苦手な事・手間のかかる事を面倒くさいと感じます。

自分が得意な事・好きな事は面倒くさいと感じません。

そう考えると、面倒くささをなくす方法は至ってシンプルです。

自分が得意な事をやり、自分が苦手な事はやらない、もしくは人にやってもらう。

そうやって、コントロール出来る部分が増えるほど、面倒くさいという感情は減っていきます。

面倒くさがり屋を治すための方法は、性格を変える事ではなく、身の回りの環境・生活・人間関係を変える事なのだという事を、頭の片隅に覚えておいていただけると幸いです。

 

まとめ

めんどくさがりの性格を直す、5つの心得

  • 及第点(8割)で強制終了してみる
  • 他人とは違うことを認めてみる
  • 物を捨て、シンプルに生活してみる
  • 「NO」という勇気を持つ
  • 習慣化してみる