気持ちが落ち着かない時、試したい5つの事

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kimochi-ochitsukanai
何かがあったわけでもないのに、なぜだか心がざわついて、落ち着かない日ってありませんか?

そんな日は、感情の振れ幅が大きくて疲れてしまったり、わけもなく落ち込んで、ぐるぐると答えの出ない事を考え込んでしまったりして、やりたかったこと・やらなきゃいけなかった事に手がつかず、そこでまた自分にダメ出しをして、今度は落ち込むループに入ってしまう事があります。

気持ちが落ち着かない時は、少し心が疲れている時なのかもしれません。

今回は、気分転換にそんな時試してみたい事を書いていきたいと思います。

 

気持ちが落ち着かない時、試したい5つの事

自分を客観視する

落ち着かない時、それは自分を見失っている時なのかもしれません。実体のない不安に怖がったり、緊張したりしている状態なのではないでしょうか。

それか、無意識に問題やストレスの原因から逃げていて、だけど抱えたままなので、落ち着かない状態になっているのかもしれません。

自分がどういう状態か?それを知るだけで心が落ち着いてきます。ただ、自分を客観視すると言うのは、中々難しいという人もいるかもしれません。

そんな時、便利なのが「鏡」です。自分の感情は顔に出ます。それを見ることによって、今、自分はどう感じているのかを読み解くことによって、どうしたら自分は気分良くいられるのか?という問いを、自分に投げかけることが出来ると思います。

普段から、自分の状態を知るアイテムとして手鏡を持ち歩いたり、トイレなどで鏡を見る時に心に問いかけたりする習慣をつけると、良くわからないけど……というものに惑わされずに済むと思います。

 

気分が良くなる行動、場所などをリスト化しておく

これは、落ち着かなくなる前に行っておくことですが、自分の気分が上がるものをリストアップしておきます。

お気に入りのカフェでおいしいお茶を飲む。神社にお参りに行く。図書館で本を読む。お気に入りの映画を見る。など、普段の生活で気分が上がったものしっかりと覚えておくのです。

落ち着かない時、そのリストアップしたものをやってみる。すると肩の力が抜けて、ホッと一息ついている自分に気付くと思います。

落ち着かなかったのは、忙しかったからかもしれません。少し体調が悪かったのかもしれません。一息ついた時に、原因が見えたら、もうそれに振り回されることはないと思います。

原因がわかっている不安に対処するのは、わからない時の何倍も楽だからです。

 

今考えていることを書き出す

今、あなたは何を考えていますか?脳はずっと思考しています。頭の中のおしゃべりを止めることは、何年も修行したお坊さんでも難しいことです。

落ち着かない原因がわからない。それはネガティブな思考癖がついていて、不安をいっぱい頭の中で量産しているのかもしれません。

ペンと紙を用意して、今考えていることを全部書き出してみましょう。まともな文章にしょうとしないで下さい。ただただ、考えていることを書くだけいいのです。

お腹すいた。あ、そういえば頼まれてたあれやってないけど……今日の晩御飯なんだろう?本当はこんなことがやりたかったのに。

その文章は読み返しても、そのまま捨ててしまっても大丈夫です。書き終わった後、頭の中がスッキリすると思います。何回か繰り返すうちに、自分の思考癖がわかっています。

落ち着かないのは、頭がオーバーヒートしていたからかもしれません。書き出すことで、頭の中の荷物をドサッと降ろして、スッキリした頭で次に進んでいきませんか?

 

深呼吸をする

落ち着かない時、季節の変わり目や環境の変化で自律神経が乱れ、交感神経が活発になりすぎているのかもしれません。そんな時、大きく深呼吸しましょう。

目を閉じて、まずは肺の中から一気に空気を吐き出しましょう。息を吸うときは鼻からゆっくり、お腹をふくらませるようにして「腹式呼吸」をしましょう。

そうすると、血行がよくなり代謝バランスが改善されます。その上、体の隅々まで酸素を送り込むことができ、細胞が活性化されて肉体的疲労に効果的です。

また、深呼吸を10分間続けると、リラックスホルモン「セロトニン」が増加して、精神的疲労の回復にも効果を発揮します。

そうして肉体的・精神的疲労を取ると、落ち着かない気持ちもどこかに飛んでいてしまうかもしれません。

 

日光を浴びる

落ち着かない原因は、もしかしたら不規則な生活にあるのかもしれません。日光を浴びることで、「セロトニン」が分泌されます。

「セロトニン」は、落ち着きや満足感、幸福感を感じる脳内物質です。体内でセロトニンを生成するためには、太陽光のような「強い光」を浴びる必要があるのです。

規則正しい生活リズムを送っているのなら、日光不足になる心配はまずないと思います。朝、会社まで出勤するだけでも太陽の下を歩くことになりますし、日常生活でも洗濯物を干したり、買い物に行ったりするときに、日光を浴びることになるからです。

しかし、夜勤やシフト勤務などで昼夜逆転することが多い人は注意が必要です。日光不足におちいると、セロトニンの分泌が減り、落ち着かない状態に陥る可能性が高まるからです。夜勤の方は、日光浴の時間をしっかり設けるようにしたほうがいいと思います。

 

いかがでしたか?

落ち着かなくて、そわそわとしてしまう日は、何をしていてもあまり面白く感じなかったり、いつも以上に優柔不断になったりします。

それは少し休もうよ。という心の声なのかもしれません。定期的に自分だけのための時間を作って、心と体のリフレッシュを心がけてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

気持ちが落ち着かない時、試したい5つの事

  • 自分を客観視する
  • 気分が良くなる行動、場所などをリスト化しておく
  • 今考えていることを書き出す
  • 深呼吸をする
  • 日光を浴びる