相手の気持ちを理解出来るようにする、5つの心得

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まずはじめに、みなさんに1つ質問です。

人間関係を良好に保つために、大切なコミュニケーション能力。

あなたは普段、相手の気持ちを理解するために、何か心がけていることはありますか?

すぐに言えるというあなたは、日頃から「相手の気持ちを理解しよう」という、意識・心構えがあるということです。

素晴らしい!是非その意識を継続していってください。

う~ん、思い当たらないというあなた、大丈夫!

今から1つ1つ意識付けを行っていきましょう!

本日はそんなあなたへ、「相手の気持ちを理解出来るようにする、5つの心得」をご紹介します。

共感出来る部分は、ご自分に取り入れ、活かしてみてください。

 

相手の気持ちを理解出来るようにする、5つの心得

相手の様子に関心を持つ

相手の気持ちが理解出来ない人は、「普段から他人に関心がない」傾向にあるという事を、自覚しておきましょう。

基本的な事ですが、相手の気持ちを理解するには、まず相手に関心を持つことからのスタートなのです。

わかりやすく、相手に関心を持つポイントを以下にご紹介します。

①顔(表情)
顔(表情)に関心を持つ事で、基本的な感情である喜怒哀楽がわかります。

②しぐさ
目を背ける、オーバーリアクションになるなど、相手が話す様子から気持ちを理解する事ができます。

③声の大きさ
パワフルな大声、弱々しい声、落ち着いた低いトーンの声など、声の大きさ・トーンから気持ちを理解する事ができます。

以上3つのポイントを意識して、まずは相手の様子に関心を持つ事からはじめてみませんか?

 

相手の話を聴く事からはじめる

相手の気持ちが理解出来ない人は、「自分の事ばかり言いたがる」傾向にあるという事を、まずは理解しておきましょう。

これも基本的な事ですが、相手の気持ちを理解するには、話すよりも、聴く(傾聴する)事が大切なのです。

まずは、相手の話をじっくり聴く事から始めてみてください。その際に「聴くポイント」を以下にご紹介します。

①あいづちを活用する
「はい」「えぇ」「なるほど」など、話しの合間に一本調子にならない、あいづちを心がけると、傾聴の姿勢を示すのに効果的です。

②相手の話を都度繰り返す
相手に聴いていますよ!という姿勢を示すのに効果的です。

③話しをまとめて短く返す
相手に「自分の話の内容が伝わっているんだ!」という理解の意思表示に効果的です。

④相手の気持ちをくむ一言を添える
相手の心情を察する一言を最後に添えると、良き理解者と判断され、より本音で話をしてくれるようになります。

以上4つのポイントを意識して、まずは相手の話を聴く事からはじめてみませんか?

 

相手が共感する発言を心がける

相手の気持ちを理解出来るようにするには、何といっても相手に共感してもらえるか?どうか?という事が最も重要なのです。

では、どのようにすれば、相手に共感してもらえるのでしょうか?

それは、相手の悩み・課題に対して、自分の過去の類似体験から、失敗談・その時考えた事・その後の行動・解決策を、さらけ出す事が出来るか?どうか?に、かかっていると言っても過言ではありません。

相手の気持ちを理解するには、相手の自分に対する気持ちのガードを取り払わなくてはなりません。

その為には、まず自分の類似体験を語る事により、相手に親近感を与えつつ、自分をさらけ出すという姿勢を示す事により、
相手にも気持ちをオープンにして話してもらうよう促す、という環境を自ら整える事が重要なのです。

まずは、自分のありのままをさらけ出し、親近感を与える事を目標に取り組んでみませんか?

 

立場を交代してみる

相手の気持ちが理解出来ない人は、「いつも自分視点で物事を考え・発言する」傾向にあるという事を、まずは理解しておきましょう。

これも基本的な事なのですが、相手の気持ちを理解するには、まず相手の視点で考えてみる事が重要なのです。

わかってはいるけれども、どうやったらよいのかわからない!という方、多いのではないでしょうか?

実際、「立場を交代してみる」というのはいかがでしょうか?

例えば、家庭内には父、母それぞれの役割があります。
「これは父がするものだ。これは母がするものだ」という取り決めです。
この取り決めを取り払い、立場を逆転させてみると、思わぬ効果があるのです。

週に1回、父が休日のとき、母の代わりに父が料理を担当します。
逆に母も、父の代わりに車の運転を担当します。

すると、父は母の立場になったとき、「料理って大変だな」と分かるようになります。
母が父の立場になったとき「車の運転は気を使うから大変だな」と分かるようになります。

相手の立場を頭で考えるだけでなく、実際に体験してこそ、分かる事があります。

立場を交代する事で、お互いが助け合えるだけでなく、理解し合えるのです。

相手の大変さが分かれば、優しく接する事が出来るようになり、人間関係も向上するのです。

思い切って、立場を交代してみる事を実行に移してみませんか?

 

普段から相手の良い所を誉める

相手の気持ちを理解出来るようにするには、普段から相手に好印象を与えておく事が大切です。

いざ相手と向き合い、いきなり相手の気持ちを理解しようと思っても難しいですよね?

車で例えると、冬の朝、暖機運転なしに、いきなり発進するようなものです。これでは、まだエンジンが温まっていないため、スムーズな走りは望めませんよね?

コミュニケーションも同様です。

常日頃から、相手の良い所に、如何に関心を持ち、言葉で伝えているか?にかかっているのです。

言われた相手の立場で考えても、誉められて悪い気はしないし、自分自身で気づかなかった良さにも気づけるので、好印象を与える事が出来ます。

この地道な努力の積み重ねが、いざという時、相手の気持ちを理解するのに効果を発揮するのです!

最後に、常日頃から相手の良い所を誉めるのに適した方法を以下にご紹介します。

一言コミュニケーションという方法です。
例えば、職場の場合は出勤時、その日初めて顔を合わせたタイミングで、気付いた相手の良い所を一言誉める事を、意識・継続してみてください!

きっと、相手のあなたへの印象が格段に良くなり、相手も心を開いて、自ら色々な事を話してくれるようになり、相手の気持ちを理解出来るようになると思いますよ。

 

いかがでしたか?

本日は、「相手の気持ちを理解出来るようにする、5つの心得」をご紹介しましたが、いかがでしたか?

人は一人では生きていけません!社会と関わり・人と関わり生きていくのです。

同じ生きていくのなら、人を応援し・人に応援され、マンパワーを最大限に活かし、自他ともに無限の可能性を広げられる
人間関係を築き、お互いを高め合えたら最高ではありませんか?

この記事がそんなみなさんの一助になれば幸いです。

 

まとめ

相手の気持ちを理解出来るようにする、5つの心得

  • 相手の様子に関心を持つ
  • 相手の話を聴くことからはじめる
  • 相手が共感する発言を心がける
  • 立場を交代してみる
  • 普段から相手の良いところを誉める