最近では、小学生でも携帯電話を持っているほど、携帯電話は普及しています。持っていない方を探す方がなかなか難しいと思われます。
それだけ普及している、携帯電話の使い方のマナーをちゃんと守れている人はどれだけいるでしょうか?特に、勤務中の携帯電話の受け方や掛け方は、とても重要なマナーです。
ここでは、仕事上の電話の掛け方についてのマナーを7つ、簡単に説明させていただきます。
電話のマナーが悪いと上司に言われた。携帯電話に掛ける時の7つのマナー
相手に伝える内容を整理しておく
仕事上では、取引先などに連絡を取らなければいけないときがあります。そういう時、少なからず誰でも緊張するでしょう。
伝え忘れることがないようにもするために、簡単に内容を確認してから掛けることで、うっかりミスすることもなく、連絡を取れるでしょう。
その時、周囲の環境も考えてください。周囲に迷惑がかからないか?仕事の情報が漏えいしないか?個人情報が守れないことは、会社のイメージダウンどころの話ではありませんから、周囲の確認も忘れてはいけません。
ご苦労様はNGです
電話の第一声は挨拶です。「いつもお世話になっております」というところを「ご苦労様です」というのはNGです。
「ご苦労様」は目上の人から、目下の人に対して使う言葉であるからです。
挨拶の後には、電話をする時間を頂けるかというのも確認してください。
電話は、メールのように時間があるときに見てください、などとできませんから、「今大丈夫ですか?」など、今電話で話しても大丈夫か、相手の時間があるかなどを絶対確認してください。
留守番電話はまめにチェックする
仕事中のマナーモードは、大抵の人がやっていることだと思います。
そもそも、マナーモードにせずに仕事をするというのは、社会人失格です。会社によっては、マナーモードですらNG扱いされます。
来客中、訪問中、商談中などでは、電源は切られているでしょう。その時にかかってきた留守番電話に、仕事に関わる重要なことが入っているかもしれませんので、留守番電話の確認は必ずしましょう。
大声で話さない
携帯電話は、固定電話よりもマイクの性能が良いので周囲の騒音をカットしてくれます。なので騒音の中にいると、ついつい大声になってしまいますが、普通の音量で十分です。
そもそも、個人情報や会社の情報を守るために大声で話すことは、やってはいけません。
電話がかかってきた時、周囲が騒がしくても重要な内容の話でかかってきているのなら、自分の今いる状況を簡単に説明して、移動してからかけ直す方がいいでしょう。
移動しながらの電話は危険ですので、少し道の端によってから普通の音量で、「ちょっと移動しています」と伝えましょう。
華美すぎるストラップやデコレーションをしない
そんなの自分の勝手だろうと、思ってしまいそうですが、華美なストラップやデコレーションは、仕事場では悪い印象を与えてしまいます。
シンプルなもので、見分けをつける程度の飾りなら、そこまで悪い印象は与えませんが、腹立たしく感じている人もいます。
飾りすぎていると、学生気分のままでいると感じてしまう人もいるので気を付けた方がいいでしょう。
些細なことですが、注意されることもあります。その注意を、モラハラだパワハラだと思ってしまう前に少し落ち着いて、華美ではないかと考えてください。
メールはしていいときと悪いときがある
仕事中の携帯電話のマナーで、気になることで1位になっているのは、会議中に携帯電話でメールをしていることなのです。これは、マナーの範囲を超えた失礼な行為です。
会議は1人ではできません。こんな行為をしていると、その場にいる全員に失礼なことをしているのです。
携帯電話を持つのなら、いつメールをしていいのかくらいのことがわからないなんて、それは携帯電話を持つ資格すらありません。
基本的なマナーくらいは学び直しましょう。これは、色んな人に迷惑をかけていることに自覚が出来ていないことなのです。注意されても仕方がないことです。
最初に名前をはっきり名乗る
携帯電話だと、掛けたときに名前が表示されますが、名前ははっきり名乗ってください。
名前を聞けば、相手の方もどんな話か内容を予想できますし、携帯電話に表示された、名前と電話をかけてきた人が一致しない場合もあるので、名乗ることは必要です。
話すときも、はっきりと話してください。もごもごと、話されては内容は伝わりません。聞き返されるようなことがあれば、印象が悪くなってしまう恐れがあります。
携帯電話のマイクの性能は、確かに高性能になっていますが、はっきり話すことは、電話だけに限らず日常でも大切です。
まとめ
電話のマナーが悪いと上司に言われた。携帯電話に掛ける時の7つのマナー
- 相手に伝える内容を整理しておく。
- ご苦労様はNGです。
- 留守番電話はまめにチェックする。
- 大声で話さない。
- 華美すぎるストラップやデコレーションをしない。
- メールはしていい時と悪いときがある。
- 最初に名前をはっきり名乗る。
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