みなさんは、自分の願いを叶えたい!と思ったとき、どのような行動をしますか?
神頼みですか?それとも、具体的にタスクを細分化し、実現に向けたプラン作りをしますか?
人間はロボットと違い、心、つまり感情・思いを持った生き物です。
であれば、その特徴である、思い込みの力を活かして、実現に向けてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
本日は、思い込みの力を活かし、未来をプラスに変える5つの方法をご紹介します。
是非、ご自身の人生に取り入れ・ご活用頂ければ幸いです。
思い込みの力を考えてみた、5つの事
自分に常にポジティブな言葉を使おう
始めに、みなさんに1つ質問です!あなたは普段、自分にかける言葉や心の中で思う事、総じて、プラスとマイナスどちらの割合が多いでしょうか?
マイナスが多い!というあなた、要注意ですよ!
人間の脳は、事実の如何に関係なく、言葉の意味の通り、素直に解釈し・受け入れ、その事が目の前に具現化されるのです。
つまり、自分にマイナスの言葉を多くかけている人は、どんどん負の環境が自分の周りに実現していくのです。
今日から、まず自分に対する言葉・思いを、ポジティブな言葉に変換することを心がけてみましょう!
最初から、うまくいかなくても構いません!
マイナスの言葉をつい言ってしまったら、直後に再度、ポジティブな言葉に変換して、言い直せば良いのです。
脳は上書きされるので、最終的にはプラスの言葉が残ります。
少し慣れてきたら、マイナスな言葉を言いそうになる直前に、ぐっとこらえて言わず、ポジティブな言葉に変換してから発言する練習をしてみましょう。
最後は、言葉を思いついた時点で、頭の中で修正し、プラスの言葉のみを発言する。
これが出来るようになれば、あなたはきっと、思い込みの力を活かし、自らの力で未来をプラスに変えることが出来るようになっていますよ!
自分自身に言い聞かせよう
みなさんは、こんな風に考えてしまうこと、ありませんか?
「今日の商談、うまくいかないような気がする。」
「朝から気分が優れない。今日は何か良いことが無いような気がする。」
これは、自らにマイナスの自己暗示をかけている状態なのです。
この自己暗示は、前章でも述べたのと同様、自身に負の環境をもたらすのです。
そうならないためにも、これから起きる出来事や未来に対して、自分自身にポジティブの思い込みをさせましょう!
「今日も何か良い日になりそうだ!」
「今日の商談は、きっとうまくいく!」
根拠や自信なんて、なくて良いのです!
未来は明るい!と自分自身に暗示をかけることで、不思議と宣言した事が、目の前に実現してゆくのです!
思い込みの力を後ろ盾に、根拠のない自信を持って、未来を明るく変えて行きませんか?
うまくいくためのルーティーンを作り出そう
今、話題のラグビー日本代表の五郎丸選手、ペナルティーキックの前のポーズ、あまりにも有名ですよね!
彼は、そのポーズについて話をしていましたが、遠征の先々で、グランドや芝の状況も異なる環境下で等しく精神統一をする方法として、元イギリス代表のある選手のポーズをヒントに、独自のルーティンを作り上げ、その結果、周りの環境に左右されることなく、ペナルティーキックの精度が飛躍的に高まったとおっしゃっていました。
正に、五郎丸選手が良いお手本なのですが、人間は何かを成そう!とするとき、事前準備として同じ行動(ルーティーン)をすると、成功確率が飛躍的に上がるのです。
この、ルーティーンの最大の思い込みの効果は、不安を取り除き・心を沈め、安心感を持って、前に進めるという、ところにあります。
「自分はルーティーンを守り・確実に実行すれば、自ずと結果はついてくる!」と、信じることが出来るからなのです。
人それぞれ、自分に合ったルーティーンは違うため、確立するまでには創意工夫が必要です。
まずは、身近な人のルーティーンを真似することから、始めてみてはいかがでしょうか?
自分にいつもプラスの言葉をかけてくれる友人との時間を大切にしてみよう
前章までは、自力で思い込みの力を活用する方法を、みなさんにご紹介しました。
今章では、他力を上手く自身に取り入れる方法を以下に記載します。
みなさんの周りに、常に自分を好意的に受け入れ、プラスの言葉をかけてくれる人いませんか?
人により、両親・会社の上司・親友などさまざまだと思います。
プラスの言葉をかけてくれる人は、自分を応援してくれている人であり、見方なのです。
大事なのは、プラスの言葉をかけてもらったときに、その言葉をどういう反応で受け取っているのか?謙遜して否定するのか?素直に感謝の気持ちと共に受け入れるのか?
日本人は、前者が圧倒的に多いと思いますが、これでは折角の他力での思い込みの効果が、マイナスの自己暗示となって刷り込まれ、逆効果です。
「そういう風に言って頂けて嬉しいです!本当にありがとうございます!」と言ってみましょう!
そうすれば、他人のプラス言葉も自分の思い込みの力となり、効果は倍増します。
また、言った側も感謝の気持ちを受け取ることにより、自分のことを更に好意的に見てくれるようになり、プラスの言葉かけも増えるという、好循環サイクルが生まれるのです。
■自律訓練法を有効活用してみよう
最後に、自律訓練法をご紹介します。
自律訓練法は、ドイツの精神科医シュルツが作り上げた自己催眠法で、ストレス緩和に非常に効果があります。
思い込みの力を最大限活用する前提として、精神状態の安定は必要不可欠です。
以下を参考に、まずはストレスから開放され、良い精神状態で、未来をプラスに変える取り組みを行いましょう!
1,ごろりと横になり、ゆっくりと深呼吸して、落ち着いた状態を作ります
2,「右腕がだんだん重く感じる」とつぶやき、右腕の重みを感じてください。次に左腕、右足、左足で同じことをします。
3,「右腕がぽかぽかしてくる」とつぶやき、右腕がぽかぽかしてくる感じを感じてください。次に左腕、右足、左足で同じことをします。
4,「私の心臓は静かにトクトク動いている」とつぶやき、心臓の音や動きを感じてください。
5,「私はゆったりと呼吸をしている」とつぶやき、自分が楽に呼吸をしている状態を感じてください。
6,「私のお腹はぽかぽかとあたたかい」とつぶやき、おなかのあたたかさをじっくりと感じてください。
7,「私の額は、涼しくなっている」とつぶやき、額のひんやりした感じを感じてください。
8,最後に大きく深呼吸して終わりです。
これがうまくできるようになると、自己暗示の効果も出やすくなりますので、ぜひ続けてみてください。
いかがでしたか?
本日は、思い込みの力を活かし、未来をプラスに変える、5つの方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
たかが思い込み、されど思い込みと感じられた方、以外と多かったのではないでしょうか?
思い込みが強ければ強いほど、自分自身は勿論のこと、周りの人も、その思いに共感し、共に行動することにより、未来を変えられる可能性が高まるのです。
正に、「魂は細部に宿る」という言葉がぴったりですよね!
みなさんも思い込みの力を上手に活用し、自分の未来をより明るい方向へ導いていきませんか?
まとめ
思い込みの力を考えてみた、5つの事
- 自分に常にポジティブな言葉を使おう
- 自分自身に言い聞かせよう
- うまくいくためのルーティーンを作り出そう
- 自分にいつもプラスの言葉をかけてくれる友人との時間を大切にしてみよう
- 自律訓練法を有効活用してみよう
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