嘘をつく人の事を考えてみた。なぜ人は嘘をつくのか?

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始めに、みなさんに1つ質問です!

ご自分の人生を振り返った時、今まで1度も嘘をついたことがない!という方いらっしゃいますか?おそらくいないと思います。

ここで、こんな疑問が浮かんできます。

そもそも人は、なぜ嘘をつくのでしょうか?自分のため?人のため?大事な何かを守るため?

本日は、「嘘をつく人の事を考えてみた。なぜ人は嘘をつくのか?」というテーマで、嘘をつく理由とその時の人間の心理について、以下にご紹介します。

 

 

嘘をつく人の事を考えてみた。なぜ人は嘘をつくのか?

相手のためを思ってつく嘘

人が嘘をつく1つ目の理由として、「相手のためを思って」が挙げられます。

例えば、自分がお医者さんからガンを宣告されたとき、家族にガンを伝えることをためらって、本当のことを言えないままで時が過ぎ、後で嘘がばれるというケースです。

自分としては、ガンを家族に告知した後の、家族の悲しみ・苦しみを想像し、先延ばしする事で、その負荷を少しでも軽減してあげたい!というやさしさから、嘘をついているのです。

しかし、結果として余計に家族を苦しめてしまうというケースはよくあります。

ではなぜ「相手のためを思って」ついて嘘が、逆効果になってしまうのでしょうか?

これは、自分と家族との間の「心のすれ違い・ずれ」からおきることなのです。長年そばにいて、何もかもわかり合っているから、きっと自分がガンの告知をしたら、家族は悩み・苦しむだろう!

「相手のためを思って」、ここは嘘をつき、言わないでいるのがやさしさだろう。と勝手に自分で解釈し、納得させた上で実行しているのです。

大事な時こそ、自分勝手な思い込みで行動する前に、影響を与える人と事前に話しをして、相手の意志を確認した上で、次の行動を考えるようにしましょう!

「相手のためを思って」することが、必ずしも相手のためにならないということを、頭の片隅に覚えておいておきたいですね。

 

その場から逃れたいからつく嘘

人が嘘をつく理由の2つ目として、「その場から逃れたいから」が、挙げられます。

みなさん幼少期を思い出してみてください。こんな経験ありませんか?

親が大切にしている物(例えば花瓶など)を誤ってわってしまい、「誰がやったの?」と親に問い正されても、僕は知らない!と嘘をついてしまったこと。

この時、人の心理として、「自分です!」と正直に言うと怒られるという、「恐れ」の感情が根底にあり、怖いものから「嘘」という手段を使って逃げているという状況なのです。

しかし、状況を先送りすると、前についた嘘を隠すために、更に嘘をつくという悪循環に陥り、自分の心がどんどん追い込まれ、苦しさが増していきます。

そして、耐え切れずに本当のことを言ったとき、最初についた嘘の場面の何倍ものおとがめが自分に降りかかってくるのです。

正直ものは馬鹿を見るときも、たまにはありますが、やはり人生「正直に」生きるのが一番ですよね。

 

嘘をついていることに本人も気づいていない嘘

人が嘘をつく理由の3つ目として、「嘘をついていることに本人も気づいていない」が挙げられます。

このパターンの嘘は、少しやっかいです。

例えば、夫がすごく不機嫌そうな顔で、会社から帰宅したとします。出迎えた妻は当然「どうしたの?会社で何かあったの?」と聞きます。しかし夫は「別に」の一言のみで、それ以上多くを語ろうとはしません。

このような場面で、夫はどのような心理なのでしょうか?

まず、状況から読み取れる事として、不機嫌な顔の表情と、出た言葉「別に」が真逆であるということです。

どちらが本音かというと、不機嫌な顔の表情の方ですよね。

ここでわかることは、口から出てくる言葉「別に」は、夫が本音に気づかずについた嘘になるのです。

そしてもうひとつ、「本当はこうして欲しい」という気持ちにも、嘘をついていることになるのです。

この事を通じて、自分の気持ちに、如何に「素直に」言動することが、自他共に幸せになれる、唯一の方法だということがわかりますよね。

 

はじめは嘘をついてないつもりが、結果として嘘になってしまう嘘

人が嘘をつく理由の4つ目として、「はじめは嘘をついてないつもりが、結果として嘘になってしまう嘘」が挙げられます。

例えば、子供が親に低い点数のテストを見せ、親から「この次はがんばってね!」と、ねぎらいの言葉をかけてもらったとき、
「うん!この次は必ず80点以上を取るから!」と宣言にも近い発言をしたとします。

結果的に、次回のテストは78点で、宣言の80点には及ばなかった時点で、子供は嘘をついたことになるのです。

しかし、前回テスト直後の時は、本人には嘘をつくつもりは全くなく、思い・努力への前向きな目標宣言をしたのみなのです。

この類の嘘は、前3種類のものとは性質が異なり、「有言実行」の一環として自分を鼓舞し、自己成長に繋げるために、大いに活用しても良いかもしれませんね。

 

楽しさからくる嘘

人が嘘をつく理由の最後に挙げたいのが、「楽しさからくる嘘」です。

この嘘には、ひとつ大事な条件があります。

それは、嘘をつかれて騙された人が、その状況下の自分も、嘘をついて騙した相手も共に許し、その出来事自体を笑い飛ばせる位の、寛容な人間関係が築けているということが前提なのです。

嘘をつく側がいくら楽しくても、騙されている側が深刻に捉えてしまえば、成立しません。

嘘をつく側の心理として、親しいからこそ、嘘というツールを利用して、相手と楽しい環境を共有することを前提に、相手を喜ばせたい!という思いやりの気持ちからくるものなのです。

これは、家族や親友、信頼関係の築けている職場仲間など、絆の深い相手との間しか成立しないのです。

ご自分の人間関係をより確かなものにするために、相手をよ~く見極めた上で活用すると良いかもしれませんね。

 

いかがでしたか?

本日は、「嘘をつく人の事を考えてみた。なぜ人は嘘をつくのか?」というテーマで、みなさんに、嘘をつく理由とその時の人間の心理についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

大事なのは、嘘をつくということをどのような目的で、どう扱っているか?

また、嘘をつく自分と相手の「嘘」に対する許容ライン(嘘に対する価値観の違い)をまずは知ること。

その上でツールとして「嘘」を活用できれば、円滑な人間関係やコミュニケーションはもちろんのこと、自己成長へも繋げていけるのではないでしょうか?

 

まとめ

嘘をつく人の事を考えてみた。なぜ人は嘘をつくのか?

  • 相手のためを思ってつく嘘
  • その場から逃れたいからつく嘘
  • 嘘をついていることに本人も気づいていない嘘
  • はじめは嘘をついてないつもりが、結果として嘘になってしまう嘘
  • 楽しさからくる嘘