衝動買いをする気持ちを押さえたい

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syoudougai-kimohi
あなたは、「衝動買い」という言葉に、どのようなイメージを持っていますか?

後で後悔する、無計画など、マイナスイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか?

誰でも、お金は有効に使いたいと思いますよね?

こんな疑問が浮かんできませんか?人はなぜ、「衝動買い」をしてしまうのか?

そんなあなたの疑問にお答えするため、本日は、「衝動買いをする気持ちを押さえたい」というテーマを掲げ、「衝動買い」の言葉の意味と、なぜ「衝動買い」をしてしまうのか?

また、その気持ちの抑え方と有効活用する方法をご紹介します。

 

衝動買いをする気持ちを押さえたい

そもそも「衝動買い」ってどういう意味なの?

まず始めに、「衝動買い」の、言葉の意味を理解しておきましょう。

「衝動買い」とは、将来の金策、本当に必要か、実用性などを全く忘れて、一時の欲望 だけで買い物をしてしまうこと。

深夜の通販番組で、つい買ってしまった!というのは、「衝動買い」の典型的な事例ですよね。

まずは、「衝動買い」の意味をご理解いただけましたでしょうか?

 

どのような時に「衝動買い」をしたくなるのか?

次に、どのような時に「衝動買い」をしたくなるのか?という、心理面の要因を二つ、ご紹介します。

一つ目に、「自分の価値をあげたい衝動があるとき」です。

例えば、嫌な事があったり、不当な扱いをされたり、理想と現実のギャップへのストレスがあると、自分を1UPしたいという欲求が強くなり、 いつもよりグレードの高い物を買ってしまいがちになる、という事です。

逆に、ストレス解消のために買い物をするのは、 今の自分を変えたい(持ち物・外見などから変化し、バージョンアップしたい)という、欲求からと思って頂くとわかりやすいかもしれません。

 

続・どのような時に「衝動買い」をしたくなるのか?

二つ目に、「気分が高揚して、素晴らしい事が起きそうな気がする時」です。

言い換えると、「気分一致効果」が働く時なのです。

「気分一致効果」とは、以下の要因で起こると言われています。

・値ごろ感
商品の価値や効果に比べてお得と感じているので、実際の価格の高低は関係なくなるのです。

・買い物をする事の正当性
例えば、パーティがある、自分へのご褒美、この商品との出会いにビビっときた、高いけど、どうせ要るも物だからなど、買う事を正当化する理由付けが、 衝動買いの重要な後押しとなります。

・検討する時間がない
タイムセール、残りわずか、限定品でもう手に入らないかもしれない。これは、買い物の気持ちを後押しする、大きな動機づけにもなりますね。

・買いやすさ
電話するだけ、クリックするだけ、 金利手数料無料の分割など、欲しいと思った時に、買い物意欲を阻害する要素を取り除くサービス提供を受けると、人は、つい「衝動買い」をしたくなるものですよね。

「衝動買い」の心理的なメカニズムを、ご理解いただけましたでしょうか?

 

「衝動買い」の気持ちの抑え方

では、どのようにして、「衝動買い」の気持ちを抑えればよいのでしょうか?

「衝動買い」で悩んでいるあなたへ、有効な解決策として「ストレンジャーテスト」をご紹介します。

ストレンジャーテストとは、ある商品を買うか迷っている時に、他人からその商品を売値と同じ金額で譲って欲しいと言われたらどうするか?を、自問するテストの事です。

例えば、8万円のブランド物バックの購入を迷っている場合、他人からバッグを8万円で譲って欲しいと言われた時に、バッグ(現物)を取るか、現金8万円を取るかをイメージします。

前者を選んだ場合は、バッグを本当に欲しいと考えていると捉え、後者ならバッグへの思いがそれほど大きくないとして、購入を見送るようにします。

買いたい商品について、本当に欲しいのか?また、買えるのか?と合わせて、本当に買うべきか?を計る事が可能になるのです。

ストレンジャーテストは、衝動(感情)に任せて、つい買ってしまう行動にブレーキをかけ、「自問する」事により、思考(考える)時間を与え、冷静に・落ち着いて、物事を判断するきっかけをもたらしてくれるのです。

あなたも、「衝動買い」したくなったら、まず立ち止まり、「ストレンジャーテスト」をしてみませんか?

 

「衝動買い」も時には良い効果をもたらす

最後に、「衝動買い」の、良い活用方法をご紹介します。

「衝動買い」も、時と場合によっては、ご自分を前進させるパワーになるという事をご存知でしょうか?

前節でもご紹介しましたが、「衝動買い」の、「気分一致効果」の中のひとつの要因である、「自分へのご褒美」として、「衝動買い」を活用する事は、有効なのです。

例えば、少しレベルの高い仕事を任され、努力を重ねて「成果」を挙げ、自分が1UP(ひとまわり成長した)時に、その達成感を「衝動買い」に変換し、さらに次の1UPに繋がる物や資格取得の講座を購入すれば、自己成長に繋がります。

また、そのような時に購入した物は、ふとした時に見る事により、「達成感」と、その努力の過程を思い返すきっかけとなり、「また明日からがんばろう!」という、活動の源にもなりえるのです。

あなたも、「成果報酬型」としての「衝動買い」を、有効に活用してみませんか?

 

いかがでしたか?

本日は、「衝動買いをする気持ちを押さえたい」というテーマを掲げ、「衝動買い」の言葉の意味と、なぜ「衝動買い」をしてしまうのか?

また、その気持ちの抑え方と、有効活用する方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

買い物は本来、自分に役立つ「いい物」を手に入れるための、ポジティブな経済行為です。

この記事を元に、あなたも「衝動買い」を含め、「買い物」という行為自体を見直す、良いきっかけにしてみませんか?

 

まとめ

衝動買いをする気持ちを押さえたい

  • そもそも「衝動買い」ってどういう意味なの?
  • どのような時に「衝動買い」をしたくなるのか?
  • 続・どのような時に「衝動買い」をしたくなるのか?
  • 「衝動買い」の気持ちの抑え方
  • 「衝動買い」も時には良い効果をもたらす