試練だと思えるか?今、自分に起きていることをすべて受け入れよう

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shirendato-omoeruka
みなさんは、試練に直面した時、果敢に立ち向かいますか?それとも逃げますか?

逃げた経験のあるというあなた、その場は逃げられてホッとしたとしても、また別の場面で、同じ試練に遭遇したという、経験ありますよね?

一概には言えませんが、目の前の試練は、その人にとって、今乗り越えるべき課題として、起るべくして起っている場合が多いようです。

試練だから、ツライと逃げるのか?試練だからこそ、自己成長の絶好のチャンスと捉えるのか?同じ事象が起きても、その捉え方次第で、人生はいくらでも好転できるのです。

同じ人生を生きるのなら、試練を活かし、イキイキと日々成長を実感できる自分でありたい!と、思いませんか?

そうは思うけれども、つい目の前の試練から逃げてしまう自分がいるんです!というあなたへ。

本日は、「試練だと思えるか?今、自分に起きていることをすべて受け入れよう。」というテーマで、なぜ試練から逃げてしまうのか?

そのタイプ別の原因と捉え方・考え方の改善方法をご紹介します。

 

試練だと思えるか?今、自分に起きていることをすべて受け入れよう

マイナス思考の人

まず始めに、マイナス思考の人について、お話します。

みなさん、人の思考はどのように形成されるか?ご存知でしょうか?

例えば、真夏のある日、あなたは営業で外回りをしていたとします。夕方、突然の夕立。あなたは、どのように思いますか?

普通は、傘持ってないよ!びしょ濡れになる。ついていないなぁ~と思いますよね?

しかし、そこで見ず知らずの人が、親切に自分の傘に入れてくれました。その人の親切心に惹かれ、後にお付き合いをすることになったとしたら、ラッキーだと思いますよね?

つまり、人は起きた現象がそのまま思考(感情)に結びつくのではなく、その間にある、自分のフィルターを通して、最終的にマイナス・プラスの思考(感情)が生まれるのです。

このフィルターは、人それぞれですが、多くの場合、その時に置かれている状況や、過去の成功・失敗体験が大きく影響しているようです。

では、どのようにすれば、マイナス思考をプラス思考に転換できるのでしょうか?

それは、試練の状況下で「今の自分にできることは何か?」を考え・行動し続けることです。

ポイントは「余計なことは一切考えず、無心でただ一生懸命やることです。」

あなたの一生懸命に取り組む姿勢を評価してくれる人は、必ず現れます。周りに認められることが、自信に繋がり、「自分もやればできる!」という想いで、徐々に、前向きに取り組めるようになるのです。

逃げるか?どうか考えているという状況は、自分自身にまだ余裕があるからできることなのです。

一心不乱に、ただ目の前の試練に対し、「今の自分にできることは何か?」だけを考え・行動し続けることから始めてみませんか?

 

過去にこだわる人

次に、過去にこだわる人についてお話します。

みなさんは、過去・現在・未来、どの志向の傾向が強いですか?過去と答えたあなた、以下の内容をご確認ください。

まず始めに、過去志向が強い人は、過去の成功・失敗体験で物事を判断し、取捨選択する思考であるということを、理解しておきましょう。

つまり、目の前の試練が、過去に成功体験のあるものであれば、積極的に立ち向かい・チャレンジするのですが、逆に未体験であったり、過去に失敗体験があるものは、逃避行動を取りやすいという傾向にあるのです。

過去にこだわる人に有効な対策として、小さな成功体験を積み重ねるという方法があります。

未体験や過去に失敗体験があるものの、試練に遭遇したら、まず今の自分にできるハードルの低いことから始めてみてください。

そして、「できた!また出来た!」という、小さな自信を実感とともに、たくさん身につけるのです。

この小さな成功体験からくる、自信の積み重ねこそが、少しずつではありますが、逃げないで試練に立ち向かう自分を創るのです。

 

優柔不断な人

次に、優柔不断な人についてお話します。このタイプは言い換えると、周りの人の意見に左右されやすい人です。

目の前の試練に対し、みんなが逃げているから、自分もとりあえず逃げておこうという、思考になりやすいのです。

このままでは、いつまで経っても、他人軸を基準に、自分の人生を生きていくことになり、自分らしく生きることができません。

対策として、まずは数多くの人に会い、お互いの考え方・価値観について意見交換できる場(例えば異業種交流会など)
に参加し、自分の中にある信念・価値観に気づくことからはじめてみましょう!

あとは、その信念・価値観を基準に物事を判断し続けていけば、試練にも逃げずに、乗り越えた先の自分の姿を思い浮かべて、前向きに取り組めるのではないでしょうか?

 

完璧主義な人

次に、完璧主義な人についてお話します。

このタイプは、目の前の試練に対し、最悪な場合、どのような状況になるのか?を、真っ先に考える傾向にあり、その想定の元に対策を考えていきます。

そのため、どんな状況でも逃げる事は少ないのですが、唯一最悪な状況と対策後の想定において、完璧にコントロールできずに失敗する事を恐れるあまり、逃げてしまうことがあるのです。

「失敗は成功の母」という、ことわざにもあるように、失敗から学び次に活かすということを意識し、かつ少し思考を柔軟に・時には臨機応変に対応するということも、合わせて身につけてみてはいかがでしょうか?

 

怒られる勇気のない人

最後に、怒られる勇気のない人についてお話します。

みなさんは、怒られるのが嫌で逃げたこと、一度や二度ありますよね?子供のとき、テストの点数が悪く、親に隠していたけれども、バレて余計に怒られたという経験。

この幼少期の失敗体験が、大人になっても鮮明に残っているため、自然と、「試練=逃げる」という思考回路になってしまうのです。

しかし、このタイプが試練になると、逃げる本当の原因と対策は、他の所にあるのです。

なぜ相手は怒るのか?考えたことありますか?

多くの場合、自分に対する期待値と実際に大きく乖離があるのが、その原因なのです。つまり、あなたは怒る相手に期待されている・応援されているのです。

視点を自分から相手に切り替えて、よ~く考えてみれば、理解できると思います。

この事さえ理解できれば、応援してくれる人に感謝し、試練に立ち向かう勇気が湧いてきませんか?

試練を乗り越えた後に、応援してくれる人の労いの言葉などをイメージすると、より効果的ですよ!

 

いかがでしたか?

本日は、「試練だと思えるか?今、自分に起きていることをすべて受け入れよう。」というテーマで、なぜ試練から逃げてしまうのか?の、タイプ別の原因と捉え方・考え方の改善方法をご紹介しましたが、みなさん、いかがでしたでしょうか?

ポイントはズバリ、「試練=自己成長のための勉強材料」と捉え、逃げずに果敢にチャレンジするという行動あるのみです!

 

まとめ

試練だと思えるか?今、自分に起きていることをすべて受け入れよう。

  • マイナス思考の人
  • 過去にこだわる人
  • 優柔不断な人
  • 完璧主義な人
  • 怒られる勇気のない人