物を大切にする気持ちを持つ人は、人間関係を良好にするそうだ

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「Konmari Kondo-ing」という、言葉を耳にした事はありませんか?

この言葉で、アメリカをはじめ海外で親しまれる、近藤麻理恵さんの片付け方が人気を博しています。

その秘密は、物を慈しむ心を養いながら、片付けの習慣を身に付けられるから!

実際に、物を慈しむ事が出来る人、大切に使う事が出来る人は、全てに対して、同じように慈しむ心で接しているように思います。

どんな所に共通する点があり、対人関係を良好にするように、反映しいるのかをご紹介しましょう。

慈しむ心を持つと大切なことが見えてくる

物を大切にする気持ちを持つ人は、人間関係を良好にするそうだ

大切にする意味を理解している

「まだ使える」「もったいない」「いつか使うかも」、こんな気持ちは、物を整理する時に湧きおこりますね。

でも、大切にすると言う事は、持っている事でも、仕舞い込んでおく事でもありませんね!?

大切にするとは、物を丁寧に扱い、労わりを持って、よく使う事でしょう。こんな小さな自分の持ち物への心遣いは、自然と公共物に対しても、社物に対しても現れてきます。

これは、自分を取り巻く人たちとの関係にも当てはまりますね。

自分が関わる全ての人に対し、気配りを持って接する事が出来ます。

 

物を丁寧に扱う事が出来る

上の『大切にする意味』と共通しますが、物を丁寧に扱うかどうかは、不思議な事に人間関係にも大きく反映しています。

物の取扱いが乱雑な人は、大抵言動も雑な感じを与えます。

実際は暖かな心の持ち主であっても、感受性にかけてしまうような印象を他人に与えがちで、周りの事や、他人の気持ちも気にかけない、などと思われがちです。

逆に、物の扱いが丁寧な人は、言動も穏やかで、細やかな気配りがある、繊細な印象を他人に与えます。

自然に、人が周りに集まるようになります。

 

物(人)との関わり方を知っている

自分が持てる物や、量は限られていると思いませんか?「そんなことないよ、無限大だョ」という考え方もあります。

確かに、手に入れられる物は限りなくありますが、手に入れた後、どれだけ毎日使うでしょうか?

一回使って、次は一年後かX年後か・・・なんて事もありがちです。

その時、一回が大事という、特別な場合を除いては、出来たら買った品物は、毎日大切に扱って使ってあげたいですね。

対人関係にしても、人にとっての1日は24時間で、自分自身はたった一人です。

一瞬、一瞬が貴重なように、その瞬時に関わっている人達との繋がりを大切に出来れば、対応の仕方も変わります。

『一期一会』を大事にしたいと同時に、『一期一会』の大切さを知れば、関わる時間の多い人達(両親、兄弟姉妹など)への感謝も生まれてきます。

居て当たり前の人たちが居るからこそ、自分の存在があり、他人にとって大切な自分の存在も感じられます。

 

『喜びや、勇気をくれる、創り出す喜び』を見いだせる

物も、人間関係も共通する事が多いですね。その一つは、フェードアウトでしょうか。

今日までに、手に入れた品物や出会った人たちは、数知れない事でしょう。ですが、その中のいくつ位が品物でも、人でも、魅力を感じ続けていますか?

品物なら、年齢や、流行で手に入れた物も多いはずです。でもその中で、今日見ても、楽しさや嬉しさを感じる物と、すっかり色あせた物とが、あるのではないでしょうか。

人間関係も、学生時代の友人と、社会に出てからの友人では、質も違ってきます。ですが、常に自分にとって、喜びや勇気を与え続けてくれる人は、数が少ないものです。

これは、大切にしていなかったから色あせたのでもなく、その時その時の興味主体で選んだ、ごく普通の結果です。

でも、自分が創る喜びを味わった品物だと、どんなに古くなってしまっても、魅力を失わない物もありますね。

同様に人間関係も、楽しさをすぐに共有が出来る人もいれば、とっつきが悪いけれど、次第に理解を深められて、良い友人になる人もいます。

創造性のあるおもちゃは、作る過程に楽しい瞬間もあれば、難しい面もあります。ですが、いつも完成する楽しみを想像し続けています。

手に入れた物を大切にする事も大事なら、物でも、人間関係でも創り上げていく過程も大切ですね。

 

自分らしさの基準を持てる

物を大切にする。このことは同時に、「自分らしさ」を大切にする事と共通するものがあります。

自分が本当に欲しい物なのか、必要な物なのか・・・時には周りと合わせる為に、一時しのぎに手に入れる品物も多いかもしれません。

子供の頃は、同じ物を持っていない事で、仲間外れにされたりします。でも年齢とともに、この行為からは卒業する必要がありますし、Noと言える強さも身に付けていきます。

人間関係も、周りに同調する事も大切なら、自分のカラーを知って、自分らしさを大切に護る事も大事ですね。

 

いかがでしたか?

物を大切に扱う事は、自分自身を大切にしながら、自分と関わる周りの人を慈しむ事で、人間関係を良好に保てるのですね。

 

まとめ

物を大切にする気持ちを持つ人は、人間関係を良好にするそうだ

  • 大切にする意味を理解している
  • 物を丁寧に扱かうことができる
  • 物(人)との関わり方を知っている
  • 『喜びや、勇気をくれる、創り出す喜び』を見いだせる
  • 自分らしさの基準を持てる