心がきれいな人とは、どういう人?

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kokoro-kirei
“心がきれいな人”と聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?

純粋、優しい、素直、前向き…など、漠然とした像はあっても具体的には、実は分からなかったりするのではないでしょうか。

人によって基準は様々だとは思いますが、今回はその一つのヒントとして、心がきれいな人の特徴をまとめてみました。

 

心がきれいな人とは、どういう人?

いつも一生懸命

何か大きな目標を持って、日々コツコツと一生懸命頑張っている人の姿は、素直に素敵だと感じますよね。

心のきれいな人は、ダラダラと無気力に毎日を過ごすのではなく、自分の持てる最大限の力で、真面目に、勤勉に、努力を惜しまない人ではないでしょうか。

明るく、前向きに、いつも笑顔で頑張っている人は、思わず周りの人も応援したり、お手伝いしたくなっちゃうものです。

心のきれいな人は、人一倍頑張り屋で、誰に見られるでもなく、影で頑張れる人のことです。

 

他人を否定しない

私たちは、ついつい自分が正しいという立場で物事を判断したり、批判したりしてしまうものです。

でも、本当に他人を思いやれる視野の広い人は、相手の悪い所ばかりを探して、自分を正当化しようとするのではなく、相手の良い所もちゃんと見て、評価できる人です。

世の中には、無数の人の数だけ、考え方も、視点も、感じ方も、様々です。

そうした視点の多様性をよく理解し、相手を否定せずに、どんな人のどんな言葉にも熱心に、丁寧に耳を傾け、そこから学ぶ姿勢のある人を、心のきれいな人と呼ぶのではないでしょうか。

 

誰にでも平等に接する

その時の気分や、接する相手によって態度が変わったり、テンションの上下の激しい人は、関わる周囲を緊張させてしまいます。

いくら、気分のいい時はとても人当たりの良い人でも、態度のコロコロ変わる人は、お世辞にも穏やかな印象は持てませんよね。

本当に周りのよく見えていて、人のために動ける人とは、どんな時も、どんな人にも分け隔てなく、心からの対応ができる人のことです。

 

どんな些細なことにも感謝できる

いつも、「ありがとう」という言葉を言える人には、好印象を持ちますよね。

日々の生活の、どんな些細なことにでも感謝できる人は、自分が周りから、いつも支えられているということをよく実感し、その分、自分ももっと人のために、一生懸命頑張ろうと思える人のはずです。

口先では、「人のために」と言っていても、常日頃、周りに感謝する言動がないのなら、それはただの飾りの自己満足です。

本当に人のために動ける、心のまっすぐな人は、周囲にいつも感謝の気持ちを持って、動ける人だと言えるでしょう。

 

自分に正直でいる

計算高く他人に媚びたり、八方美人に振る舞う人は、一見親切で良い人そうに見えるかもしれません。

ですが、八方美人な人は、“人に気に入られようとして動い”ていて、“人のために動い”て、いる人とは違います。

つまり、自分の利益を第一としているのか、相手のことを本当に思っての行動なのか、という根本的なところで大きく違います。

もちろん、人のために…!と思って、動いていることでも、究極的には自分自身の達成感のためなのではないか…と、思い悩む方もあるかもしれません。

でも、そうやって悩むことができる時点で、あなたは十分心の優しい人です。

損得の計算や、周囲の流れに合わせて動くのではなく、常に自分に正直でいようと一生懸命な人が、本当の意味で心のきれいな人なのではないでしょうか。

 

気づいて、感動できる

心のきれいな人は、豊かな感受性・感性を持っている人と言えます。

日常の、見逃してしまいそうな小さな出来事にも気づいて、そのことに純粋に素直に、感動できる人です。

心が真っ直ぐで、澄んでいる人には、毎日生かされていること、青空がきれいなこと、移り変わる季節を見ていること、その全てが奇跡で、心に留めることができるのです。

 

謙虚な人

どんな時にも高慢にならず、名声やステータスに執着せず、ありのままの自分を見つめて謙虚になれる人は、とても人格のしっかりとした人です。

物事が軌道に乗ると、つい私たちは高ぶりを抑えられません。

そういうときこそ、弱者の立場に立って、初心を忘れずに、なお地道に努力の続けることができる人は、心のきれいな人と言えるでしょう。

 

いかがでしたか?

心のきれいな人の、捉え方の一つを理解していただけたでしょうか。

よく、心のきれいな人の基準として、“自分よりも他人を大切にできる人”と、言われることがありますが、これは少し違います。

自分のことも大切にできない人は、他人のことも大切にはできないからです。

自分のことも思いやることは、いわゆるナルシストとはまた違い、自分の芯をしっかりと、丁寧に大事に育てていくことのできる人です。

今回、ご紹介したことを参考として、心に留めつつ、いつも心を澄まして、穏やかに過ごしていただけたら、と思います。

 

まとめ

心がきれいな人とは、どういう人?

  • いつも一生懸命
  • 他人を否定しない
  • 誰にでも平等に接する
  • どんな些細なことにも感謝できる
  • 自分に正直でいる
  • 気づいて、感動できる
  • 謙虚な人