記憶力を上げる5つの方法

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記憶力を上げる方法
勉強でも、仕事でも、記憶力は必要不可欠ですよね。

どれだけ効率よく、物事を認識・整理・記憶するかによって、作業の処理のスピードも質も格段に変わってきます。

今回は、ちょっとした工夫で、効果的に記憶力を向上させることの出来る方法についてお伝えします。

 

記憶力を上げる5つの方法

青色効果を利用する

青色は、副交感神経を刺激して、脳をリラックス状態にし、集中力を高めてくれる色として知られています。

刺激の少ない色なので、目も疲れにくく、時間的感覚を遅らせる効果があるので、長時間作業時には最適です。

書く作業のときは、青色のペンを使うと、スッキリと見えて書いた内容が、記憶に残りやすくなります。覚えたいワードなどは、青色で書いてみるといいでしょう。

ある研究結果では、通常の黒色ペンで書くより、青色のペンで書いた方が、作業効率が1・1倍アップしたそうです。

普段作業するスペースに、青色系のポスターを飾ったり、青色の文具などを使えば、集中とリラックスを効率よく取り入れられて、記憶力がアップします。

 

寝る前の時間を適切に使う

私たちの脳は、寝ている間に記憶の整理をし、その膨大な情報を、必要なものと、そうでないものに分類しています。そして、寝る直前に入ってきた情報を、優先してストックしていくのです。

最近は、就寝前についテレビを見てしまったり、スマホを使ってしまう方も多いかと思います。しかし、そういったものは刺激が強すぎて、せっかくその日覚えた大事なことが、記憶に残りにくくなってしまいます。

しっかり記憶に定着させたい内容は、就寝前30分間で確認しましょう。

 

チョコレート効果

人間の脳は、どの器官よりも多くのエネルギーを使うと言われています。

しかし、そんな脳は、ブドウ糖だけが唯一のエネルギー源だということを、ご存知でしょうか。チョコレートは、私たちの脳の働きを活発にするために、必要なブドウ糖を効率よく供給してくれます。

チョコレートに含まれる成分、テオブロミンやギャバは、私たちの記憶力・集中力を高めてくれます。これらは、同様の興奮作用のある、カフェインよりも緩やかに体に働くのだそうです。

また、チョコレートの香りは、私たちをリラックスさせ、集中を助けてくれます。そんな、チョコレートの効果的な摂取方法をお教えします。

まず、チョコレートの効果が出てくるのは、摂取した1時間後なので、踏ん張り所の仕事や試験前の勉強などに取り掛かる、1時間前に摂取しましょう。

また、今日は暗記する日!など、たくさん記憶したい内容がある日は、脳のエネルギー消費も激しいので、チョコレートで脳にエネルギーを供給してあげましょう。

そして、作業中に疲労を感じたときに、一口チョコレートを食べれば、その香りと甘みで元気になれます。アーモンドチョコレートは、チョコレートの働きに加えて、アーモンドが脳の代謝を助けてくれるのでオススメです。

 

イメージと結びつけて記憶する

記憶は、視覚的なイメージや既知の知識と結びつけると、より強く・効率よく定着します。

私たちは、「りんご」と言われれば、言葉で「り・ん・ご」と、変換するのではなくて、瞬間に頭の中には、赤くてちょっとツヤのある球体に近い実の、イメージが浮かびますよね。

つまり、ただ単に言葉として覚えるのではなく、その言葉からイメージされるものを、図的に思い描いて、そのイメージとセットで覚えているのです。

覚えたいワードや内容から連想される、図的なイメージやストーリーなどをセットで記憶していく習慣を作れば、より効率よく記憶力を高めることが出来ます。

何か物語や歌、語呂などで記憶していくのも良いです。楽しくて、インパクトのあるイメージを作って、ストレスなく記憶していきましょう。

 

五感を積極的に使う

情報を脳に蓄積するということは、脳の神経細胞である、シナプスが結合するということです。この結合が強ければ強いほど、記憶は強固なものになります。

シナプスの結合を強めるには、異なった方法で結合させることが大切です。つまり、五感を積極的に使って、別の器官から何度も結合を刺激することで、記憶の定着が強くなってきます。

よく、口に出して音読すると覚えやすくなる、と言われますが、これは口に出したものをさらに耳で受け取るという、2つの感覚を通しているためです。

目で見て読むだけでなく、口に出したり耳から聞いたり、または手を動かして書いて覚えたり、できるだけ多くの感覚を駆使して、記憶をより強固なものにしましょう。

 

いかがでしたか?

今回は、記憶力アップのための秘訣をご紹介しました。記憶力をコントロールするためには、私たちの脳の仕組みを、よく理解し、適切なタイミング、適切な方法で情報を受け入れていくことが大切です。

もちろん、日々の時間を上手に使って、大事な内容は毎日繰り返し覚えていくといいでしょう。ですが、ただ覚えるために単調な作業を繰り返していても、私たちが楽しまなければ、脳にも刺激として残りづらくなってしまいます。

過剰にストレスを溜めることなく、しっかりエネルギー補給をし、面白い想像を膨らませることが、私たちの脳の力を、記憶力を高めることにつながるのです。

 

まとめ

記憶力を上げる5つの方法

  • 青色効果を利用する
  • 寝る前の時間を適切に使う
  • チョコレート効果
  • イメージと結びつけて記憶する
  • 五感を積極的に使う