さりげない気遣いとはどういうものなのか?

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さりげない気遣い
「さりげない気遣い」は心温まるものです。それは、相手を思いやって、見返りを求めない優しさだからではないでしょうか?

さりげない気遣いが出来るのも、「コミュニケーション能力」の一つです。その人の人間的魅力として、周囲に好感をもたれます。

見返りを求める心が透けて見える親切や、善意の押し売りなどは、気遣いとはいいません。

「さりげない」と言うのは、簡単でも行動で示すのは難しいものです。では、どういうものが「さりげない気遣い」と言えるのでしょうか?

 

 

さりげない気遣いとはどういうものなのか?

状況を把握する

さりげない気遣いをするには、相手(周り)がどういう状況なのか、把握する必要があります。

例えば職場なら、今進行しているプロジェクトで、誰がどのような仕事をしているか?など、わかっていなければ、気遣いの仕様がありません。

普段からアンテナを張り巡らせて、情報を収集する習慣をつけるといいでしょう。そうすれば、ベストなタイミングで手を差し伸べることが出来るのではないでしょうか。

例えば、複数人で話している時、話し上手な人がしゃべりっぱなしで、会話に入りきれない人が出たりすることがあります。その状況を把握して、会話に入れない人にさりげなく話を振るなど、周りを見る目が大事になってきます。

話を振られたほうは、自然と会話に入れるようになり、楽しくお話しが出来るのではないでしょうか。

 

見返りを求めない

最初にも書きましたが、見返りを求める優しさは、本当の優しさではありません。結局、打算が透けて見えて相手に伝わります。

「さりげない気遣い」とは見返りを求めないこと。相手を思って、時には影に徹して支えること。

決して私が、〇〇してあげたんだからっ!と親切を押し付けないことです。それは恩着せがましいといいます。

 

聞くことに徹する

悩みを相談された時、悩みを解決するために、必死に自分の経験談を語ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、悩みを相談しに来た時点で、相手は話を聞いてほしいのです。そこを察して、まず聞き役に徹すること。それはさりげない気遣いと言えるでしょう。

特に飲み会などでは、愚痴や悩み事など、話したがる人が多いものです。自分の話を聞いてもらえるということは、とても嬉しいもので、そこでさりげなく「聞き役」に回るというのも、気遣いのひとつだと思います。

 

間接的に支える

直接物事を教えたり、指摘したりするのは、さりげないとは言わないでしょう。相手が、ある事がわからなくて困っている時、すぐに答えを教えれば、それで終わりでしょう。

問題もすぐ解決するかもしれません。ただ、それでは相手の成長する機会をも、奪ってしまうことになります。

すぐにでも、解決しなければいけない問題ならともかく、時間をかけても大丈夫な事柄であれば、相手が自分で気づくような、ヒントを与えてあげる。相手が自分で考え、答えに辿り着く道と時間を与えてあげる。

そんな「さりげない気遣い」は、相手の心理的負担を減らし、大きく成長するきっかけになるのだと思います。

 

親切とお節介の違いを知る

自分は親切のつもりでやったことも、相手にとってはお節介だったりします。

それはなぜか?親切かお節介かは、受け取った側がどう感じたかによって、決めることだからです。決して、こちら側がこれは親切です。と決めるものではないのです。

嬉しかったら「親切」、迷惑だと思ったら「お節介」、ここでも関わってくることですが、空気を読むこと。その人その人で、感じ方は千差万別です。

相手の、踏み込んでもOKな範囲を、ちゃんと把握することで、さりげなく気遣いが出来ると思います。

 

誰に対しても同じように心配りをする

上司だけ・好きな相手にだけでは、自分の損得を考えて、おべっかを使ったり媚びたりしているように見えます。

少し引いて周りを見ることで、その場所での各自の立ち位置など、見えてくるものが断然変わってくると思います。

どこで、どのタイミングで手を出すべきか?誰を手助けするべきか?出しゃばらず、誰に対しても、そっと影から支える。

それが「さりげない気遣い」なのです。

 

忙しい時ほど心に余裕を

忙しい時は、誰しも話しかけられると、適当に答えてしまいがちです。でも、忙しい時でも心に余裕を。

話しかけられたら、相手に体を向ける。目を見る。ちゃんと話を聞きますよ、という合図を相手に送る。それだけでも、相手は嬉しいものです。

ちょっとした仕草を変えるだけで、相手は自分が尊重されていると思うものです。

 

いかがでしたか?

急に「さりげなく気遣いができる人になる!」といってもなれるものではありません。さりげない気遣いというものは、「やってあげる」という意識のもとで、やるのではなく、普段からやっているから出来るものです。

上記に書いた通り、普段から周りの人を良く見て、いいなぁと思った、気の使い方などを真似してみる。相手が今、どういう風に感じているのか想像してみて下さい。

そうすれば自然と、「さりげない気遣い」というものが身についてくると思います。

 

まとめ

さりげない気遣いとはどういうものなのか?

  • 状況を把握する
  • 見返りを求めない
  • 聞くことに徹する
  • 間接的に支える
  • 親切とお節介の違いを知る
  • 誰に対しても同じように心配りする
  • 忙しい時ほど心に余裕を