常識がない人と思われたくない、会社での気を付けたい7つの行動

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常識がないと思われない
常識という言葉を良く耳にします。違和感なく、日頃誰もが使っている言葉ですが、どんな意味でしょうか?

ある社会で、一般的にみんなに承認されているはずの知識や判断力のことです。つまり、自分を取り巻く環境のなかで、調和を持って、秩序正しく生活する為のガイドラインのようなものですね。

この社会の常識は、住んでいる地方や地域、また慣習などによっても若干異なります。同様に、組織としての会社には、ビジネス社会の常識があり、各会社でも若干常識は異なります。

とは言え、根本となる社会人としての心構え、ビジネスマナーは共通しています。そこで、今日は「常識がない人」と思われない為に、きちんと押さえておきたいポイントについてお伝えします。

 

常識がない人と思われたくない、会社での気を付けたい7つの行動

笑顔と明るい挨拶(よい人間関係を築く始めの一歩)

当たり前のことと思われがちですが、挨拶をきちんと気持ちよくできる人は、案外少ないものです。

「常識がない人」と思われない為に、会社での挨拶は省略せずに「おはようございます」と、自分から声をかけます。どんな人へも(守衛さん、掃除のおばさん)明るく挨拶をします。

不思議なもので、最初は無反応だった人も数日後には、あなたの挨拶を心待ちにしてくれるようになります。

日中、仕事から同僚、先輩が外出先から戻ったら、「お疲れ様です」。

退社の際は「お先に失礼します」(自分より先に退社する相手には「お疲れさまでした」)と挨拶をします。

笑顔は雰囲気を癒します。とりもなおさず、あなたの雰囲気を良くします。笑顔と明るい挨拶を心がけましょう。

 

身だしなみ(第一印象、良い雰囲気づくり)

「メラビアンの法則」というのを知っていますか?初対面の相手の印象は、一瞬で決まります。

私たちは無意識で、『目から入った映像』と『耳で聞いた声の様子』に、9割近く依存しています。つまり、身だしなみ、表情、話し方が、相手の気持ちを大きく左右してしまいます。

たったこれだけのことです。それならばしっかり活用し、好印象を持ってもらい、速やかに次なるステップで、あなたの中身を披露します。

「常識のない人」と思われないために、好印象をもたれるビジネスマンの装いを身につけ、良い雰囲気づくりを心がけることも大切です。

 

時間厳守(ゆとりを作り、言い訳を減らす)

遅刻はまず避けますが、就業開始の10分くらい前には、会社に着くようにします。

このわずか10分のゆとりが、あなたの一日のゆとりに繋がります。

また、待ち合わせの時も同じことです。ぎりぎりに到着したら、言わなくてもいい台詞をいろいろ並べることになり兼ねません。

 

公私を混ぜない

当然ながら会社は働くところです。私用電話や、メールを送ることはまず慎みます。

休憩中やお昼休みは別ですが、勝手に外出や理由なく席をあけるのも気をつけます。

仕事場でのデスクは、自宅の部屋の机とは違うので、席を外す時は、書類をかたづけるなどの配慮が望まれます。

 

言葉使い(社内外の円滑な人間関係作り)

敬語・尊敬語・献上語の使い方は、大きなポイントです。

社内であれば、自分より年下でも、入社が先の方へは丁寧語を使います。上司に対しての言葉使いや、社外の相手に対して、社内の人間の話をする場合などの表現の仕方など、状況で言葉使いは変わります。

また、電話のかけ方、受け方も、相手が見えないだけに誤解を招きやすいものです。

質問する、依頼する、断る、色々な状況で活用出来る、定形の言い回しや、クッション言葉と呼ばれる表現を柔らかくする言い回しも活用しましょう。

 

自己管理をする(健康管理とコンプライアンスに基づいた行動)

社会には法律が、会社には社則があります。

会社で「常識のない人」と思われてしまうのは、自己管理が出来ていない、自分の行動が会社にどんな影響を及ぼすか理解していない場合です。

例えば、健康管理は大切なことで、自分の健康状態が周囲へ与える影響も配慮しなくてはなりません。風邪を引いたらマスクをしたり、休んで早く治すようにするなどです。

また、社外で社内のこと(仕事の内容・仕事の愚痴・上司の悪口)を話題にしません。会社への配慮や仕事に対する責任感が欠け、社会人としての自覚を問われます。

社会人としての大きな課題は、社内外で自分をきちんとコントロール出来るかです。

 

創意工夫と協力(会社はたった一人では動かせない)

会社の社員一人一人は、大型機械の歯車です。効率よく動かす為に、歯車の潤滑な連携が大切です。

つまり、報告や連絡そして相談をきちんとすることです。仕事を頼まれたら、すぐに内容を確認して不明な点がないかチェックし、分からない時にはアドバイスを求めることも大切です。

自分一人で判断し、行動することは「常識のない人」と思われかねません。また、失敗をしても、そこから学ぼうとする努力する姿は好感が持てます。

やる気があり、努力をし、仲間と協力し合って、確実に仕事を成功させようとする仕事態度は、先輩、同僚、の信頼を得られるでしょう。

こういったことは、職場の人間関係づくりの基礎になります。仕事上のストレスも軽く出来、効率よく仕事が出来るようになっていきます。

 

いかがでしたか?

お伝えした7つのポイントは、一般的で当たり前に見える事柄です。

社会人としての常識やマナーに求められるのは、こういった基本的なことなのです。そして、分かっているつもり、出来ているつもりの場合が、しばしばあります。

また、最初にお話したように、常識はそれぞれの会社でも若干の違いがあります。ですから、「ちゃんとやっているのに・・」と悩んだ時は、まず少し肩の力を抜きましょう。

心を楽にして、お話した7つのポイントを読みながら、会社において、求められている常識とは何かを見極めましょう。

状況を改善しようと努力するあなたに、この記事がお役にたてることを願っています。

 

まとめ

常識がない人と思われたくない、会社での気を付けたい7つの行動

  • 笑顔と明るい挨拶
  • 身だしなみ
  • 時間厳守
  • 公私混同しない
  • 言葉使い
  • 会社の一員としての自覚
  • 創意工夫と協力